ベージュ、グレイ、ネイビーのベーシックカラーを重ねたりグラデーションするテクニック6選

わたしたちのワードローブの大半を占めるベーシックカラー。 とても使える色だけど、アップデートもしなくちゃね。 ベージュ、ネイビー、グレーを使ったコーディネートを指南します。

ベージュ on ベージュ

春の息吹を感じるベージュのデニムはいかが? シャツ&パンツをセットアップ感覚で重ねたらトレンチコートをガバッとね。ニュートラルカラーどうしでも、生地やシルエットにメリハリをつければ新しい表情が生まれる。

 

ベージュ to ブラウン

“ベージュ”とひとことで言いましても、その色幅はとても広い。テディベアみたいな深みのあるベージュから、ミルクティのような明るいベージュまで、レンジが広ければコントラストも強まって、印象的な装いになるというわけ。

 

ネイビー to スカイブルー

あなたが好きなのは、デニムの青かしら? 空の青かしら? それとも海の青かしら? さまざまな表情を持つ青の個性をあれこれ重ねたら、深みのあるスタイリングが完成した。ワントーンだからできる、色の連なりにワクワクする。

 

ネイビー to ネイビー

深いネイビーを繋げて、1カラーでまとめましょう。装いのベースはスウェット素材のフーディとパンツ。そこへウールのシングルコートを重ねれば、あら不思議、ラフなコンビネーションに凛とした表情が加わった!

 

グレイ on グレイ

実は、グレーにピンクやサックスを重ねるのが好きだったりする。お互いを引き立て合ういい関係だから。でも今日はグレー1色でまとめてみたの。ニュートラルカラーだけでも力強さを感じるのは、丁寧なアイテム選びが秘訣と見た。

 

グレイ to シルバー

グレーの濃淡でつくるコーディネート。メガネのフレームも、ジャケットもジャンプスーツもシューズもみ~んなグレーだけど、素材や色のトーンがほんの少し違うだけで、立体感が生まれる。シルバーのバッグで、装いに輝きを添えて。

 

photograph_Furuya Akihiro, Kojima Yohei
styling_Kitagawa Saori
hair & make-up_Onishi Akemi, Ohgimoto Naoyuki〈POIL〉
model_Kate, Gabi Tanpopo
edit_Hino Harumi〈KIP Inc.〉
design_Kawai Hiroyasu〈VIA BO, RINK〉

 

FUDGE vol.259 2025年2月号より