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ジェシー・アイゼンバーグ、ポーランドの市民権を取得

  • 2025.3.6
Jesse Eisenberg attends the 2025 Vanity Fair Oscar Party

ポーランドを舞台にした『リアル・ペイン~心の旅~』で脚本・監督・出演を務め、第97回アカデミー賞で脚本賞など2部門にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグが、ポーランド市民権を獲得した。授賞式の翌日、3月4日(現地時間)にニューヨークで行われた式典で同国のアンジェイ・ドゥダ大統領から授与されたジェシーは、「信じられないほど光栄です。20年に渡ってずっと関わってきたことであり、生涯の名誉です」とスピーチで述べた。

「本作をポーランドで撮影していたとき、この国での生活に少しずつ慣れていく中で、僕の祖先たちは、ニューヨークで暮らしてきた期間よりもずっと長く、この地で暮らしていたという明らかな事実に気がつきました。もちろん、ポーランドで暮らした我が家の歴史は悲劇で幕を閉じましたが、これに加え、僕ら家族がもはやポーランドに何の繋がりも感じていないという悲劇もあります。こんなに悲しいことはないと思い、できるだけ繋がりを取り戻したいと強く望みました。この式典と素晴らしい名誉が、僕と家族にとって、この美しい国と再び繋がる第一歩になることを心から願っています」

アカデミー賞をはじめ数々のアワードでキーラン・カルキンが助演男優賞に輝いた『リアル・ペイン~心の旅~』は、ユダヤ系アメリカ人のいとこ同士が、ホロコーストを生き延びた亡き祖母の故郷であるポーランドをともに旅する物語。ジェシーは、1938年にアメリカに移住した大叔母の死後、ポーランドを訪れた自身の経験をもとに脚本を執筆。同国で本作の撮影をしたことがきっかけとなり、市民権を申請していた。直径の祖先がポーランド生まれであるか、1920年以降にポーランドに居住していた人に市民権が認められるそうだ。

Text: Tae Terai

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