マコーレー・カルキンが、弟キーラン・カルキンがアカデミー賞助演男優賞を受賞する姿に涙したと明かした。恒例の『ヴァニティ・フェア』主催のアフターパーティーに婚約者のブレンダ・ソングとともに来場したマコーレーは、レッドカーペットでレポーターから授賞式は見たかと聞かれ、助演男優賞の発表だけとコメント。「泣いてしまった。後で会おうと思いました」
キーランの受賞を予想していたかと聞かれると、マコーレーとブレンダは「もちろん」「絶対だと思ってた」と即答。マコーレーは続けて、「最前列の通路側、舞台に続く階段の目の前に座っていたからね。受賞しないなんてあり得ない」と誇らしげに語った。また、このパーティ―でキーランと会う予定はあるかと聞かれると、「わからないよ。彼は忙しいだろうから。何しろアカデミー賞受賞俳優キーラン・カルキンだからね」と持ち前の軽妙な口調で答えている。
マコーレーの出世作『ホーム・アローン』（1990）で子役デビューを話したキーランは、ジェシー・アイゼンバーグが脚本・監督・出演を務めた『リアル・ペイン〜心の旅〜』で、自身初となるアカデミー賞助演男優賞を獲得。ゴールデン・グローブ賞やクリティクス・チョイス・アワード（放送映画批評家協会賞）、SAG賞（全米映画俳優組合賞）、英国アカデミー賞でも助演男優賞を受賞し、アワードシーズンを席巻していたことからアカデミー賞でも本命視されていた。
Text: Tae Terai
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