長女が2歳、次女が3歳だったころの話です。ひな祭りが近づいてきたある日、私が子どものころに買ってもらった7段のお雛様を飾ることにしました。しかし、2人はとにかくやんちゃで元気いっぱい。お雛様をすべて出すのに数時間かけ、やっと設置できたと思いきや……。
雛人形を飾ったら…
ふと見ると様々な人形の顔の塗装が手で消されていたり、首を持って歩き回ったりしていました。まるで自分のおもちゃかのように持ち歩くので、首が横を向いていたり長くなっていたりと大変なことになり、飾ったことを後悔……。翌年から飾るのを断念し、13年が経過しました。
三女が生まれたので飾ろうと決意したのも束の間……。同じことをされてまた断念する結果に。顔を指で消されたかと思えば、今度はボールペンで落書きされてしまいました。いつになったらわが家はお雛様を飾れるのでしょうか……。
結局、ある程度大きくなり、いたずらしなくなる年までわが家ではお雛様を飾らないことにしました。
著者:田中 心/30代女性・主婦
1歳、12歳、13歳の三姉妹の母。今は育休中で結婚15年目。映画鑑賞が好きで、子どもたちが寝静まったあとこっそり見るのを楽しみに、昼間の育児を頑張っている。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
ベビーカレンダー編集部