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パリの5つ星ホテルで、優雅な朝食を【夢見るパリ】

  • 2025.3.6

 

友人からのお誘いを受けて、パリの5つ星ホテルの1つであるオテル・ムーリスへ。

 

出典 FUDGE.jp

「レストラン ル・ダリ」では、画家サルバトール・ダリへのオマージュでデザインされたダイナミックな内装にうっとりします。
レストラン アラン・デュカスとはまた違い、こちらも素敵です。

朝9時半くらいに予約をとってもらい、6人で賑やかに朝食スタート。
隣のサロンでは映画の撮影が行われていました。

 

出典 FUDGE.jp

オペラ通りに店を構えるブーランジュリー「セドリック・グロレ」のヴィエノズワリーがまず出てきます。
いつも行列で1時間は待つと噂なので、ここのお店のパンは買ったことはないですが、ふっくらしたクロワッサン、パンオショコラ、パンオレザンが美味しそう。

ドリンクはフレッシュジュース、コーヒーか紅茶が運ばれてきます。バゲットについてくるバターはホテルのモノグラム入り。

 

出典 FUDGE.jp

バターで有名なボルディエのヨーグルトも出てきました。コンフィチュールはフェルベール。
普段朝食はクロワッサンひとつで済ませることが多いですが、こんなに食べると午後までお腹いっぱいです。
私は「フレンチ ブレックファースト」を頼みましたが、さらに卵料理も食べたいという方は「アメリカン ブレックファースト」もあります。

 

出典 FUDGE.jp

コンコルド広場に位置するホテル、オテル・クリヨンの朝食のサロンはこちら。
大人っぽい空間です。
以前このホテルに母と泊まった時は、また違ったお部屋での朝食でした。

ヴィエノワズリー、バゲット、フレッシュジュース、カプチーノだけですが、お腹いっぱいです。

 

出典 FUDGE.jp

お隣のお部屋のバーカウンターも素敵で、サービスの方が「どうぞご覧になってください」と優しく案内してくださいました。

 

お次は外看板もなく、気品漂う佇まいが以前から気になっていたホテル、メゾン・プルースト。
マレ地区にある5つ星ホテルなのにあまり知られていないんではないでしょうか。

マルセル・プルーストの傑作「失われた時を求めて」にできるだけ近い、ベル・エポックのパリのサロンの素晴らしさを復元しています。

 

出典 FUDGE.jp

とても静かで居心地良く、女性3人で朝からお昼ごろまでおしゃべり。
コーヒー3杯おかわりしましたが朝食料金に含まれていました。

〈人生の最高の真実は芸術にあります〉
プルーストのエスプリが詰まっている空間でした。

 

出典 FUDGE.jp

5つ星ホテルでのモーニング。カフェで過ごす朝とは全然違います。
非日常の豪華な空間で一日を始めると元気100倍、ポジティブな気分で一日が過ごせます。

時間に余裕がある時に、ぜひ特別な場所での朝食を!

 

text:竹内 仁海

出典 FUDGE.jp

パリ在住13年目。
イタリア人の夫とパリ4区にあるカリグラフィー専門店 “メロディ グラフィック”を経営する傍らカリグラファーとして活躍。結婚式やパーティ、パリコレの招待状や宛名書き、メッセージの代筆、ロゴ制作、フランス映画・コマーシャルの演出アイテムとしてカリグラフィーを担当。
パリから“暮らしの美学”をお届けします。

Instagram:@melodiesgraphiques

 

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