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【THE MATCH2】「平本蓮 vs. 朝倉未来」は“中止”か、“消滅”か‥‥食い違う両者の報告 朝倉「再戦したい」平本「これも運命」

  • 2025.3.5
平本蓮(左)と朝倉未来(C)RIZIN FF
SPREAD : 平本蓮(左)と朝倉未来(C)RIZIN FF

総合格闘家の朝倉未来は4日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
5月4日に東京ドームで開催される予定だった「THE MATCH2」のメインカード、「平本蓮 vs. 朝倉未来」の「中止」を報告し、対戦相手を変更して同大会に出場するのか、するとしたら相手は誰なのかについて語った。
また、前日にはケガをした対戦相手の平本蓮が自身のYouTubeで「これも運命なのかな」と同戦の「消滅」を報告していたが、朝倉は「再戦はしたいと思ってる」と発言。果たしてリマッチは別の機会に実現されるのか、注目される。

■「平本選手と再戦するために戻ってきた部分が大きい」

朝倉は平本とのリマッチについて「一旦中止‥‥ということで」と、報告。ケガは仕方ないことだとしつつも、「自分の中では平本選手と再戦するために戻ってきた部分が大きいから、いきなり別の相手を用意されて、そこまでモチベーションが出るのか」とメンタル面での調整の難しさを語った。
一方で、「vs.平本に対して毎日キツイ練習をしてる。明らかに強くなっている。自信(がある)なかで誰かと戦ってもいいのかな」と平本以外の相手と5月4日に対戦することも示唆。「RIZINは僕を出したいと思う」「東京ドームのキャンセルはできないと思う」「世間が求めているかどうかで決めたい」との発言からも、現在は戦う方向で調整中のようだ。
朝倉は平本の代理として、RIZIN前フェザー級王者の鈴木千裕、カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)、YA-MANの3選手の名前を挙げた。

■ドームでの復帰戦は平本との“前哨戦”となるのか

朝倉にとってダウトベックとは2018年に「RIZIN.13」で判定勝ちして以来の再戦、YA-MANとは23年に『FIGHT CLUB』でオープン・フィンガー・グローブ(OFG)によるキックボクシングマッチでKOされて以来の再起戦となる。
しかし、鈴木千とダウトベックは30日に「RIZIN.50」で対戦が決まっており、YA-MANは29日に「RISE ELDORADO 2025」でGLORYフェザー級1位のミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)とOFGマッチが決定している。
朝倉は「俺がどうやってモチベーションを保つのか。一カ月前まで対戦相手が分からない」と大会直前まで相手が分からない状態を懸念。さらに、鈴木に勝利しダウトベックが対戦相手に決まったところで「俺は良いけど、東京ドーム埋まるのか」と不安視した。
なお、前回キックルールでKO負けを喫したYA-MANについては、「世間がYA-MANに勝てないと思ってるんだったら、やりたい。総合だと大分差があると思っている」とMMAでリベンジしたい考えを明かし、「YA-MANには負けてるので、やるならやってもいいかな」と前向きな意向を示した。
一方で、YA-MANにも懸念は消えない。「(OFGマッチで)ケガをするかもしれない。もしかしたら失神で負けるかもしれない。そしたら1カ月後に試合ができないわけで‥‥モチベーション保てるのかな」と悩んでいる様子を隠さなかった。
動画には2500件以上のコメントが並び、「自分の事だけ考えて決めてほしい」「世間の声はもう散々聞いてきたんだから、今回は自分のしたい様にしてくれ」「『誰かのために』試合するなら観たくない、『自分のために』試合するなら観たい。もうこれに尽きると思う」など、朝倉の決断を支持するといった声が上がっている。
「せっかく追い込んできたので出たい気持ちはある」という朝倉。東京ドームで朝倉の復帰戦は行われるのか。その試合は平本との“前哨戦”となるのか。引き続き目が離せない。

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