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【鰻屋でひらめいた!】さつま揚げを甘~い卵焼きで巻く「う巻き」ならぬ「さ巻き」

  • 2025.3.5

料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!9品目はきじまさんの「さ巻き」。うなぎを巻いた卵焼き「う巻き」が元ネタ。

【鰻屋でひらめいた!】さつま揚げを甘~い卵焼きで巻く「う巻き」ならぬ「さ巻き」

■お題その4「練り物つまみ」

【きじま】さつま揚げが好きすぎて、スーパーに行くとかなりの頻度で買います(詳しくは『四季dancyu23年夏号』に)。鰻屋で「う巻き」を食べたことを思い出して試したのがコレ。だし巻きだとさつま揚げの甘味と合わなかったので、甘い卵焼きで巻いたら、めちゃくちゃ焼酎に合う味に!

■“さ巻き”のつくり方


◇材料 (2人分)

さつま揚げ:小3枚(50g)
卵:3個
きゅうり:1/2本
柚子胡椒:適量
サラダ油:適量
A :
・ 砂糖:大さじ1
・ 醤油:大さじ1/2
・ 塩:少々


(1)卵を溶く
卵は割りほぐしてAを混ぜる。

(2)きゅうりをすりおろす
きゅうりはすりおろして汁気をきる。

(3)卵焼きを焼く
フライパンに油を多めに入れて中火にかけ、キッチンペーパーでサラダ油を全体にのばす。①の卵液を少量注いで広げ、固まってきたら中央より少し奥にさつま揚げを横に並べ、卵を手前に折りたたむ。卵焼きをつくる要領で残りの卵液も流し入れて焼く。

(4)仕上げ
③を取り出し、あれば巻きすで形を整えてから食べやすく切る。器に盛り、②と柚子胡椒を添える。

完成
完成

――教える人

「きじまりゅうた 料理研究家」

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

「吉田 愛 料理研究家」

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。


この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

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