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月城かなとがアナウンサー役で連ドラ初出演「積み重ねてきたものを活かしつつ、新たな一面をお見せしたい」<キャスター>

  • 2025.3.5
日曜劇場「キャスター」で、報道番組「ニュースゲート」のサブキャスター・小池奈美役を務める月城かなと (C)TBS

【写真】JBNの会長・国定(高橋英樹)と対峙する進藤(阿部寛)

阿部寛が主演を務める4月期日曜劇場「キャスター」(4月スタート、毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)。このほど、阿部演じる進藤壮一がメインキャスターを務める報道番組「ニュースゲート」のサブキャスター役として、月城かなとの出演が明らかになった。

報道番組が闇に葬られた真実を追求し悪を裁く社会派ドラマ

本作は、テレビ局の報道番組を舞台に、型破りなキャスターと番組に携わるスタッフたちが闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく、完全オリジナルストーリーの社会派エンターテインメントドラマ。

“世の中を動かすのは真実!”という信念の男・進藤壮一は、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積み、その後報道番組のキャスターを務めていた。そんな中、民放テレビ局・JBNの会長に引き抜かれた進藤は、報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任することに。

「ニュースゲート」は、テレビの全盛期である1980年代に幕を開けた夜の報道番組。JBNの看板報道番組として、歴代のキャスターたちが時に論争を起こしながらも、日本の歴史とともに最前線で報道の価値を築き上げてきた。放送開始から40年の歴史を誇るこの番組も、時代とともに変化を余儀なくされ、現在の視聴率は低迷していた。

「ニュースゲート」のスタッフたちは、報道の正義をかざす者、志に燃える者、視聴率に一喜一憂する者、とにかくミスなくその日が暮らせればいいと思っている者などさまざま。そんな中、バラバラだったスタッフたちは、進藤のキャスター就任によっていつの間にかチームとして成長していく。だが、彼らが本当の意味での“理想”をかなえたとき、闇に葬られていたある事件の真相が明らかになる。

“求められるアナウンサー像”を熟知したアナウンサーを熱演

今回新たに発表されたのは、報道番組「ニュースゲート」のサブキャスターを務めるJBNの局アナウンサー・小池奈美役の月城かなと。宝塚歌劇団で男役のトップスターを務めた月城は、2024年7月に宝塚歌劇団を卒業。本作が満を持しての連続ドラマ初出演となる。

本作で演じる小池は、求められるアナウンサー像や業界を生き抜くための処世術を熟知している一方で、幼少期から品良く育てられた根っからの上品さと、持ち前の人から好かれる愛嬌を持ち合わせたキャラクター。自らの実力と研究で結果を出してきた“自信と強さ”を裏に秘めてはいるが、かと言って全てを計算して行動しているわけではない様子。

「報道のJBN」の看板である夜のニュースのメインキャスターを、局アナではなく縁もなければ思い入れもない外様の人間・進藤が担当することは内心とても悔しく納得もいかないが、そんな素振りはおくびにも出さない。むしろこうなった以上学ぶべきことは進藤から学び、番組全体が高視聴率になれば自分もその恩恵にあずかることができると考える、ある意味前向きで強気な性格だ。

初めてのアナウンサー役ということで、月城は事前にアナウンスレッスンや報道局への見学を行い、準備を進めてきたという。常に進藤の言動に振り回されながらも冷静に対応する小池をどのように演じていくのか楽しみだ。

小池奈美役/月城かなと コメント

阿部さんや永野さんのお芝居を間近で拝見し、毎日が刺激と学びに溢れています。「ニュースゲート」に関わる人々が進藤によって何を思うのか、毎話見逃せない展開になっています。

積み重ねてきたものを活かしつつ、また新たな一面をお見せできるよう精一杯努めたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。

「ニュースゲート」番組スタッフ陣に豪華キャスト集結

また、月城演じる小池同様、報道番組「ニュースゲート」に関わるスタッフや、JBNの関係者を演じるキャストも先日一挙に発表された。まず、進藤を公共放送から引き抜いたJBNの会長・国定義雄役に高橋英樹。

さらに、「ニュースゲート」のスタッフ陣らを束ねる報道局長・海馬浩司役に岡部たかし、「ニュースゲート」のプロデューサー・山井和之役に音尾琢真、編集長の市之瀬咲子役に宮澤エマ、社会部記者・安藤恵梨香役に菊池亜希子、ディレクター・梶原広大役に玉置玲央、ADのチェ・ジェソン役にキム・ムジュンという面々が決定した。

テレビ局の“報道”の最前線を舞台に、信念の男・進藤がどんな活躍を見せるのか。そんな進藤とスタッフ陣はいかにして衝突や軋轢を乗り越えチームとなっていくのか。ドラマへの期待感が早くも高まっている。

国定義雄役/高橋英樹 コメント

JBN会長・国定義雄役の高橋英樹です。阿部さん演じる進藤は、変わり者だけど“正しいことを正しい”として取り上げていく人間で、今の世の中に必要なタイプなのでは? と感じております。

メディアをテーマに取り上げ、メディアの中身をよく知っている方々が番組を作っていることもあり、物語が非常に面白く出来上がっています。普段テレビでは取り上げない部分を取り上げていく「キャスター」というキャラクターを全面に出しながら、裏にはいくつもの隠れたお話があって、とても中身の濃い作品になるのではないかと期待しております。

私も背が高い方だと思うのですが、それ以上に阿部さんがすっごく背が高いので、誰かを見上げてお芝居するのが新鮮でして。これから阿部さんとどうお芝居していこうかなと思いながら、撮影を楽しんでおります。

国定義雄役を演じる高橋英樹 (C)TBS

山井和之役/音尾琢真 コメント

阿部寛さんとは、作品としての共演の機会は幾度かありましたが、実際に同じシーンを一緒に作りあげた事は一度もありませんでしたので、今回のお話をいただけてとても嬉しく感じております。いざ撮影で対峙しますと、とても背が高く迫力があり、それでいて深みのある眼差しが印象深いです。

私の役柄は報道番組「ニュースゲート」のプロデューサーです。阿部さん演じる破天荒な進藤さんには振り回されっぱなしですが、なんとかチーム全員の動きが円滑に回るようにまとめていきたいです。「ニュースゲート」ともども、『キャスター』をご覧になっていただけますと幸いです。

山井和之役を演じる音尾琢真 (C)TBS

海馬浩司役/岡部たかし コメント

報道局長を演じさせていただきます。どういう局長か? というと、出川哲朗さんのように「ヤバいよヤバいよ」と言いながら仕事している局長です。会社を守りたいという気概の強い局長がゆえ、そのために大事な事実を隠したりねじ曲げたり嘘をついたり、という報道の真髄に反したこともしかねない人。というかしそうな人。心配です。

清廉潔白で生きるのは難しいと考えさせられるドラマです。そのへんのことを考えながら僕は演じていきたい。視聴者の皆さまにもそのへんのことを考えながら楽しんでもらいたい。そんな風に思います。

海馬浩司役を演じる岡部たかし (C)TBS

市之瀬咲子役/宮澤エマ コメント

錚々たるキャスト、スタッフと共に日曜劇場の歴史の一員になれて大変光栄です。「ニュースゲート」で初めて編集長を任された市之瀬咲子は役職の責務と報道に対する理想の狭間で「テレビメディアを通して報道すべき事は何か」を考え葛藤している人物です。

上司である海馬、山井にも全く物怖じせず自分の意見をぶつけていく市之瀬が進藤たちとの出会いでどう変わっていくのか、それとも変わらないのか、彼女の報道に対する信念を大切に演じたいと思います。

白黒をはっきりとつけられない事案や何層もある事柄をどう伝えていくことが「正しい」ことなのか、何を、そして誰を信じるべきなのか1話の中でもどんでん返しが何度もあるので台本を読みながら私自身も先の読めない展開に毎話ワクワクしています。

市之瀬咲子役を演じる宮澤エマ (C)TBS

安藤恵梨香役/菊池亜希子 コメント

社会部記者・安藤恵梨香役の菊池亜希子です。安藤は社会部一筋でキャリアを重ねてきた女性です。正義感と好奇心のもと、「夜討ち朝駆け」も厭わず自分の足でネタを取ることに喜びを感じてきた根っからの記者気質。現在は内勤キャップとして「ニュースゲート」チームの隣の島にいますが、ちょくちょく速報を持って飛び込んできます。

山井さんと梶原くんはかつて社会部で共に戦ってきた先輩と後輩。進藤さんに振り回されながらも切磋琢磨しながら番組を作り上げていく様子に、彼女自身も刺激を受け記者魂を静かに燃やしているのだと思います。自分の中にある正義を信じながら、疑いながら。彼女の目を通して、私自身も一生懸命考えたいと思っています。

安藤恵梨香役を演じる菊池亜希子 (C)TBS

梶原広大役/玉置玲央コメント

憧れの日曜劇場、くわえて阿部寛さんが主演ということでそこに参加させていただけることを光栄に思います。撮影が始まって一か月ほど経ちますが、扱っている題材故に緊張感のあるシーンと和やかなシーンの振れ幅がジェットコースターのように訪れて、未だに面食らうこともあります。

視聴者の皆様にもそんな刺激的な空気を感じていただけるよう、そして出演者と一緒にまるで報道番組の制作に携わっているような没入体験をしていただけるよう、いち出演者として誠心誠意取り組ませていただきます。お楽しみに。

梶原広大役を演じる玉置玲央 (C)TBS

チェ・ジェソン役/キム・ムジュン コメント

こんにちは、キム・ムジュンです。『ブラックペアン シーズン2』に続き、また日本の皆さんにご挨拶できることを嬉しく思います。

僕が演じるチェ・ジェソンは、『キャスター』の中で、お茶目で愉快なアシスタントディレクターです(笑)。まだ日本語が完璧ではないかもしれませんが、一生懸命勉強しながら成長していきます。作品にご迷惑をおかけしないよう、最善を尽くして頑張ります!

僕を待っていてくださった皆さん、そしてこれから『キャスター』をご覧になる皆さんに心から感謝いたします。素晴らしい共演者の方々と一緒に楽しく撮影しているので、きっと皆さんにも楽しんでいただけると思います! どうぞ楽しみにしていてください!

チェ・ジェソン役を演じるキム・ムジュン (C)TBS
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