子育てセンタ-で知り合ったママ友が、わが家に遊びに来ることになりました。お互いの子どもが同じ年齢ということもあり、子どもたちが遊ぶ間にゆっくり話ができるかなと楽しみにしていたのですが……。ママ友の目的は違ったのです――。
遊びに来たママ友…え?こんな人だったっけ?
子育てセンターで仲良くなったママ友をわが家に招待しました。10時くらいに来てもらい、昼ごはん前に解散する予定の短時間の計画でした。これを機にママ友ともっと仲良くなれたらいいなと思ってワクワクしていたのですが……。
そして10時ごろ、ママ友が到着。すると、「わー素敵なお家ですね。写真撮ってもいいですか?」と言い、私が返事する前にパシャパシャと写真を撮り始めたのです。正直、違和感を覚えましたが、知り合って間もない相手に強く注意することもできずその場は見逃しました。
しかし、ママ友の行動はエスカレートしていったのです。
映え写真を撮りたがるママ友
「このダイニングテーブル素敵ですね。私と娘が座るので写真撮ってもらえますか?」と頼まれた私は仕方なく撮影を手伝いましたが、その後も撮影会は続きました。ママ友はひたすら映え写真を撮ろうとしているようでした。
子ども同士で遊ぶ姿を見守りながらママ友とおしゃべりを楽しむ……そんな時間を期待していた私はがっかり。ママ友の目的が子どもと遊ぶことではなく、わが家で「映え写真」を撮ることだったの? と、自分の目を疑ってしまうほどでした。
ママ友のSNSで驚愕の事実が発覚!
育児センターではわからなかったママ友の意外な一面を目の当たりにし、その日をきっかけに少し距離を置くようになりました。そして後日、ママ友のSNSを見て驚愕。「ワンオペ育児はつらいけど、やっぱり娘は天使」と、わが家のダイニングテーブルに親子で座る写真がアップされていたのです。これには「勝手にわが家がさられている!」と衝撃を受けました。
知り合って間もないママ友を招待することのリスクを痛感した出来事でした。これからは、ある程度相手と仲良くなり信頼関係を築いたうえで、自宅に招くべきかを判断しようと思います。
著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
イラスト:たかだきなこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
ベビーカレンダー編集部