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上級者の証!? 理想的なハンドファーストをマスターする方法

  • 2025.3.4

フェースの真ん中で打つ。むしろヒール寄りがいい。そんな話を聞いたことがあるだろう。

しかし、多くのツアープロを優勝へと導いた森守洋は、「上級者へステップアップするには、トゥで構えて、トゥで打つ感覚が必要」という。

これでアイアンショットが確実にレベルアップするそうだ。

フェースが返ったレイトヒットは間違いではない

上級者の証!? 理想的なハンドファーストをマスターする方法
手元を先行させてヘッドが少し遅れてくることに加え、フェースがきちんと返っているのが正しいレイトヒット。トゥ寄りで打つ意識で習得しよう

芯の少し先に当てる練習をすると「正しいレイトヒット」もマスターできます。レイトヒットは直訳すると「振り遅れ」なので、スライスが出そうな悪いイメージがあるかもしれませんが、それはカン違いです。

上級者の証!? 理想的なハンドファーストをマスターする方法
ヘッドが返るスイングが自然。ボールをつかまえて打つことは必須なので、トゥヒットのイメージでひと皮むけよう!

フェースが開いてボールがヒール寄りに当たってしまうのがダメな振り遅れ。フェースが自然に返り、手元がリードしてヘッドが少し遅れてくるのは正しい振り遅れ。トゥ寄りで打つ意識をもてばインパクトに向かってフェースはきちんと返るので、理想的なハンドファーストの形でヒットする「正しいレイトヒット」が身につきます。

上級者の証!? 理想的なハンドファーストをマスターする方法
正しいレイトヒットは左足体重で打つことも大事。体重が右足に残るとヘッドファーストのインパクトになってしまう
上級者の証!? 理想的なハンドファーストをマスターする方法
インパクトでフェースが開いてしまうのが悪いレイトヒット。ダメな振り遅れだ

いかがでしたか? 正しいレイトヒットをマスターしましょう。

レッスン=森守洋
●もり・もりひろ/1977年生まれ、静岡県出身。東京都三鷹市の東京ゴルフスタジオを主宰し、多くのアマチュアを指導する一方で、原江里菜、香妻陣一朗などのツアープロのコーチも務める。

構成=三代崇
写真=高橋淳司
協力=東京ゴルフスタジオ

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