霜降り明星(せいや、粗品)がMCを務める「いよいよ決勝!R-1グランプリ2025 霜降り明星の今年のファイナリストは正直エグいよSP」が民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて、3月3日より独占配信が開始される。
霜降り明星がファイナリストの素顔に迫る
史上最大の“ピン芸日本一決定戦”「R-1グランプリ2025」(夜6:30-8:54、フジテレビ系)が3月8日(土)に生放送される。本番組は、決勝を前に、歴代最年長ファイナリストのチャンス大城をはじめ、芸歴3年目の超新星ら9人のファイナリストのエグすぎる素顔に霜降り明星が迫る。
過去最多5,511人のエントリーの中から見事決勝戦に駒を進めたのは、「M-1グランプリ2024」で「今夜も星が綺麗」という名のユニットで準決勝に進出したヒロ・オクムラ。歴代最年長ファイナリストで50歳のチャンス大城。「R-1グランプリ2023」王者、田津原理音。「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」で優勝を果たしたハギノリザードマン。7回目の決勝進出となるルシファー吉岡。2024年の決勝ではわずか1票およばず2位となった吉住。「M-1グランプリ」に出場せずピン芸に集中してきたさや香・新山士彦。今大会最年少ファイナリスト、芸歴3年目で23歳の友田オレ。決勝進出した7回のうち5回が敗者復活からというマツモトクラブの9人。
決勝でもMCを務める霜降り明星がファイナリストとともに密着VTRを振り返りつつ、それぞれのストロングポイントやプライベートな一面を掘り下げていく。
番組の見どころ(※以下、ネタバレを含みます)
史上最年長でファイナリストになったのは50歳のチャンス大城。大城は、同期であり、よく番組やライブに呼んでくれたという千原ジュニア(千原兄弟)のもとへ。決勝進出を報告すると、ジュニアは「素晴らしい!」と祝福する。
「M-1グランプリ2022」で準優勝、「M-1グランプリ2023」では3位と漫才で好成績を残すさや香・新山がR-1初の決勝へ。夏からピンネタライブを開催し、準備してきたという新山は「さや香のためにというか石井のために(頑張っている部分もある)!」と話す。そんな新山は、劇場でコンビとしてはもちろん、一人でも劇場に立ち、芸人仲間からアドバイスをもらいながらネタを磨いている。意気込みを問われ「『面白い』と思われたい!」と闘志を燃やす。
8回目の挑戦にして初のファイナリストとなったのはヒロ・オクムラ。「M-1グランプリ2024」ではユニット「今夜も星が綺麗」で準決勝に進出した。番組では、月に1回の“しゃべくり”を鍛える特別な場所にも密着。さらに、粗品も思わず耳を疑った「5年間毎日1時間継続していること」など、ヒロ・オクムラのストイックすぎるルーティーンに迫る。
2023年王者・田津原理音は、2度目の優勝を狙う。チャンピオンになってからは「(優勝後の収入は)30倍です。優勝するまでは月に舞台が3回とかやったんですよ」と明かす。唯一無二のモノマネが武器のハギノリザードマンは、2024年の覇者・街裏ぴんくと同期。2024年2回戦で敗退したハギノは「自分が情けなくなった」と一念発起した。R-1に向き合い続けてきた。せいやが「泣いてまうって!」と思わず叫んだ密着映像も放送される。
吉住「みんなは幸せなんですか?」
7回目の決勝進出となるルシファー吉岡は、2024年初のファイナルラウンドに進出したことで、仕事が急増。バラエティ番組への出演だけでなく、ピン芸人にはまさかすぎる仕事も舞い込み、「僕はR-1で仕事をたくさんもらっています」「すべての仕事のきっかけになっている」とR-1ドリームを語る。
2024年、一票差で優勝を逃した吉住はリベンジに燃える。決勝進出者発表会見では交際経験がないことを明かしていた彼女だが、密着VTRでもR-1ではなく、恋愛トークや結婚トークに花を咲かせる。すると、せいやから「恋愛リアリティショーのオープニングみたいになってるから」とツッコミが。スタジオでも「みんなは幸せなんですか?」と問いかけるまさかの展開が待ち受けている。
23歳の友田オレは、不思議な魅力でスタジオをトリコに。友田の「『R-1をくさすノリ』をオレがやめさせたい」「(目標は)2連覇」など、若獅子の熱のこもった思いに、霜降り明星の二人も「アツいね」と思わず反応する。7回目の決勝となるマツモトクラブは、実は今回が人生初密着取材。舞台俳優として約10年活動した過去があるマツモトは密着で「(演劇は)見えてもない光を勝手に光だと思って進んでいた時代。お笑いを始めてからは、お客さんの笑い声という明確なものがあった。R-1みたいな賞レースというちゃんとした光があったので、お笑いの方がやりがいがあった」と語る。
ファイナリストとトークをする中、“ピン芸の魅力”を2019年大会王者でもある粗品が「コンビで二人のやりとりがまったくないサムライ道。特にボケで何か台詞を言うだけでウケるというのは、ピン芸の妙」「これは美しい割にあまり評価されへん」と語る一幕も。R-1ファイナリストはもちろん、MCを務める霜降り明星のR-1愛も堪能できる番組となっている。