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【くすみ】の原因を石井美保&友利新が徹底解説!

  • 2025.3.3

【美保さん、友利先生、教えて!】読者の“くすみ悩み”2人に聞いてみた!

ケアしているのになかなか改善しない“くすみ”について緊急アンケートを実施! 読者の悩みトップ3に対するアンサーとは?

【お悩み 1】肌がくすむ原因がわかりません

友利新さん

くすみの原因は、乾燥、皮脂、血行不良、糖化、酸化、メラニン、キメの乱れや角質肥厚と、本当に多岐にわたります。しかも、原因がひとつとは限らず、複合していることが多いのも現実。


石井美保さん

皆さんが、自分で判断して、ズバッと原因に辿り着くのは、とても難しいこと。肌タイプや体質、ライフスタイルなどから原因のあたりをつけて、一気にではなく、可能性が高いと思われる原因からひとつひとつ対処していくしかないよね。


友利新さん

本当にそう。クリニックでも対症療法で、根本から食い止めることはできないけど、角質が厚くなっている人にはピーリング、メラニンが全体に多いならトーニングと提案はできるから、迷うなら相談してみるのもありかも。


石井美保さん

ただ、肌タイプに合わせて、自分でも基本的な対策はできます。たとえば、乾燥しやすい人は、潤いが逃げないようにしっかり保湿することが大事。


友利新さん

私と同じ皮脂分泌が多い人は、水分メインで潤いを与えることに加えて、どれだけ過剰な皮脂を抑え、余分な皮脂を取るかもポイント。日によっても肌状態は違うから、同じアイテムでいいので量や塗る場所などを変えて微調整を。それだけでも違ってくると思います。


【お悩み 2】メイク直しをしないと夕方の顔色が悪すぎます

石井美保さん

くすみ対策は、朝のケアがとても重要。乾燥肌の場合は、時間が経っても乾かないように潤いをしっかり与えて、キープできる肌にしておく必要がある。


友利新さん

脂性肌は、水分不足だと皮脂が過剰に出てしまう傾向があるため、保水がカギ。さらにクリームなどの油分が皮脂と混ざったときに酸化して悪さをすることがあるので、酸化皮脂対応のものがオススメです。また、酸化によるくすみは、紫外線やストレスなども関与するため、肌タイプ問わず抗酸化コスメをぜひ。


石井さん「地道にケアする必要はあるけど、くすみは抜ける!」 友利さん「朝、対策しておけば夕方のくすみは防げるはず」

【お悩み 3】くすむとわかっていても甘いものや揚げ物がやめられません

友利新さん

糖化、酸化の原因になるため、残念ながら、このままで透明感が増すといった魔法のようなことはありません。


石井美保さん

甘いものなら、白砂糖を控えると◎。ただし依存がなくなるまで半年ぐらいかかるかもしれませんが……。揚げ物は我慢できないなら、せめて新しい油を使った揚げたてのものを。サプリで透明感が得られると思うかもしれないけど、食事で何を控えるかが大切です。


友利さん「当たり前になっちゃうけど食生活って大事!」 石井さん「くすみ抜けサプリの効果は、継続してこそわかるよね」

まずは自分の肌タイプを見極めよう!

(A)洗顔後、すぐ保湿しないとつっぱる、かゆみが出やすく、ゆらぎやすい、皮膚が薄いと感じる、くすむとどんより暗く見える/(B)ニキビに悩んだことがある、特にTゾーンのメイクが崩れがち、皮膚は厚みがあるほうだと思う、くすんでいるときは赤みを感じる

(A)が多い人 石井さんと同じ乾燥肌
(B)が多い人 友利先生と同じ脂性肌

正しくケアすれば、夕方になってもくすまない!

【左】石井美保さん 【右】友利新さん

撮影/nara(vale./人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/鈴木京子(友利先生) ヘア/大野朋香(air./石井さん) スタイリング/城長さくら(KIND/石井さん)、槇 佳菜絵(友利先生) 取材・文/楢﨑裕美

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