ゾーイ・サルダナ、助演女優賞受賞。「移民の子どもであり、初めてオスカーを手にするドミニカ系アメリカ人」【アカデミー賞2025】

ゾーイ・サルダナが第97回アカデミー賞で助演女優賞を受賞。彼女はジャック・オーディアール監督作『エミリア・ぺレス』で、エミリア（カルラ・ソフィア・ガスコン）を支える弁護士のリタを演じ、英国アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞も獲得している。

サルダナは受賞スピーチのため壇上に上がると、真っ先に観客席に座る母に声をかけてから、夫を含めた家族に感謝の言葉を述べた。そして、「祖母は1961年にこの国へやってきました。私は移民の子どもであり、アカデミー賞を受賞する最初のドミニカ系アメリカ人です。そして、私が最後でないことを知っています」「もしここに祖母がいたら大よろこびしたでしょう。この賞は祖母に捧げます」と誇りの涙を流し、スペイン語で歌い話す役柄を演じられたことへのよろこびを語った。

今回のオスカーでは、サンローラン（SAINT LAURENT）の優雅なストラップレスドレスを身に纏ったサルダナ。観客の視線を集めたのはその首元、パンサーのモチーフが輝くカルティエ（CARTIER）ハイジュエリーコレクション「ナチュール ソヴァージュ」の新作ネックレス。ホワイトダイヤモンドと大胆なエメラルドのディテール、動物たちからインスピレーションを得たデザインが特徴的だ。留め具の部分にはパンサーの頭部があり、その口元には長方形のエメラルド、縞模様にはブラックのジュエルがあしらわれている。

Text: Kathleen Walsh Adaptation: Nanami Kobayashi

From: GLAMOUR

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