MORE“TOP”インフルエンサーズ、東京⇄富山の2拠点生活を送るホテルライター・フードライターの【岩井なな】です♡
年間100以上の宿泊施設を利用して、そこを拠点に地域の魅力を発信しています!
京都・烏丸御池駅直結の複合施設「新風館」に入る、2020年6月開業の「エースホテル京都」。ホテルのエントランスに一歩足を踏み入れると、アメリカ・シアトルの風が吹くような小慣れたアート空間が広がっています。
同施設の3階に入るメインダイニング「KŌSA(コウサ)」が新たに春メニ ューを携えて再始動するとのことで、ご招待いただきうかがいました。京都北部・鷹峯(たかがみね)で400年以上にわたって農業を営む「樋口農園」の京野菜を使用した美食の数々をご紹介します。
エースホテル京都のメインダイニング『KŌSA』京都で400年以上続く「樋口農園」の京野菜を携えて再始動!
メインダイニング「KŌSA」は、エースホテル京都のコンセプトを体現する「East Meets Westの交差(コウサ)」「人と人の交差(コウサ)」をテーマにしたダイニング空間。伝統的なアメリカのスタイルに、イタリア、アジア、ラテンアメリカ、中東など 世界各国のエッセンスを取り入れた「ニューアメリカン料理(New American Cuisine)」な 驚きと発見のある料理を提供します。
また、「ファーム・ トゥ・テーブル」スタイルを採用し、サステナブなダイニングを実現。京都を拠点に関西地域の農家や生産者と直接提携し、旬の野菜、果物、肉、魚を余すことなく活用しています。
2025年3月1日(土)から提供が始まっている春メニューでは、京都北部・鷹峯で400年以上にわたり農業を営む「樋口農園」の京野菜をふんだん に使用しています。
樋口農園は、京都の気候風土に適した野菜作りを続ける農園で、現在は14代目の樋口昌孝氏がその伝統を受け継いでいます。
鷹峯の丘陵地帯に広がる水はけの良い赤土が、高品質な京野菜を育む理想的な環境を生み出しています。そこで代々守られてきた伝統野菜の種を受け継ぎながら育てられる野菜は、一部の料理店や特定の直売所でのみ販売される希少なもの。有名シェフに愛される所以を感じる、素朴でありながら美しい野菜を使った春メニューは、京都旅行の思い出グルメに選びたい逸品です。
また、「KŌSA」のメニューを監修するのは、ロサンゼルス出身のシェフ ケイティです。サンフランシスコの「ル・コルドン・ブルー」カリフォルニア料理アカデミーを卒業し、サンフランシスコの有名レストラン 「Scott Howard」 や 「Michael Mina」、「SPQR」などで経験を積み、ミシュラン星付きの創作料理店 「State Bird Provisions」 ではシェフのスチュアート・ブリオザやニコール・クラシンスキーとともに働き、実力を磨いた彼女。
何年も日本を訪れるうちに、日本の文化や人々に魅了され、2013年にアメリカから日本へ移住。2017年には、東京・目黒区にファーム・トゥ・テーブル・レストラン「Locale(ロカール)」をオープンしました。地域の有機農家と連携し、日本の旬の食材を活かした料理を提供する、日本を愛するシェフです。
彼女が「その日に届いたお野菜をベースにメニューを考えるのが基本的なスタイル」と話す通り、その時々の美味しい出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
赤・緑・黄・白と京野菜の彩りと食感、味を残しつつ、お肉や野菜もしっかり摂れる、見応え&食べ応え抜群の春メニュー。旬とともに京都に根付く樋口農園の長い歴史を感じながらありがたくいただきました。
今回ご紹介した春メニューのコースは、ランチ・ディナーともに提供しています。ヴィーガン対応のコースメニューもあり、世界中のさまざまな人が楽しめるのも魅力的。
ぜひご予約のうえ、メインダイニング「KŌSA」 で、樋口農園の京野菜と監修のシェフ ケイティの交差点で生まれるシナジー を堪能してください。
京都旅の拠点にしたい憧れホテル『エースホテル京都』
「KŌSA」を利用するなら、もちろん宿泊してほしいのが「エースホテル京都」。ダイニングでの食事とともに、ホテルでの滞在を満喫できます。
エースホテルは、1999年にアメリカ・シアトルで誕生。アートや音楽を軸に、独創的なインテリアデザインや開放的なロビースペースが特徴の、新しいスタイルのホテルです。現在、世界に10店舗を展開し、エースホテル京都はアジア初・日本初進出の施設となります。
昨年初めて宿泊し、さらに憧れが増したエースホテル京都。客室に設置されたアートやレコード、コミュニティとして機能する共用スペースなど、滞在してこそ気付くここでしか体験できないおもしろさがたくさんあります。
京都のあらゆる観光地へアクセスしやすい立地やレンタサイクルのサービスなど、京都旅の拠点にぴったり。ぜひ訪れてみてください。