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「ママ友はいないけれど…」ママ友ゼロは孤独?それとも快適?ママ友付き合いに不安がある私の選択

  • 2025.3.3

私は妊娠する前から「ママ友=怖い」というイメージを漠然と持っていました。もともと私は友だちが多いほうではなく、グループよりも1対1の付き合いが好きなタイプ。子どもを持つと「ママ友」に煩わされるのかと不安を感じていましたが、実際は違いました。年齢や環境によってさまざまな違いはあると思いますが、ママ友がいなくてもあまり困っていない私のママ友事情をお話しします。

生後4カ月で引っ越し

私たち家族は、子どもが生後4カ月のときに夫の実家がある地方都市へ引っ越しました。私にとっては初めての引っ越し。生まれてからずっと過ごしてきた土地を離れ、義母との同居生活が始まったのです。

引っ越してしばらくは、慣れない生活と初めての育児に心身ともに消耗してしまい、時間があれば寝ている状態。しばらくして地元の児童館の親子サークルに参加しましたが、動き回る子どもを追いかけ、ワークをこなしていると、周りのママと話す余裕はありませんでした。

フルタイムで社会復帰

私は、子どもが1歳4カ月のときに保育所へ入所させて、フルタイムの仕事を始めました。保育所でほかの保護者と顔を合わせますが、交わす言葉はあいさつ程度。朝はギリギリの時間で子どもを保育所に送り届け、夕方お迎えを済ませると急いで家に帰り、平日は家と保育所と職場を行き来するだけです。

休日は家族でゆっくり過ごしたくて、外出しない日も多くありました。つまり話をするのは家族と職場の人だけ。それでも毎日が目まぐるしく、さびしい、つまらないなどと感じることはありませんでした。

職場の先輩ママ

私が勤める職場には子育てを終えたママが何人かいました。その人たちのお孫さんが、わが家の子どもと同じくらいの年齢とのこと。私が子どもの話をすると彼女たちは「そうそう、そうなのよね」と共感を示してくれ、子育ての不安を話すと「よくあることだから大丈夫」と励ましてくれます。

職場だけの付き合いなので、プライベートを侵食することはありません。彼女たちの存在は私にとって、とてもありがたい存在です。

子どもを持つともれなくママ友問題がついてくると思い込んでいましたが、実際にはそんなことはありませんでした。家族と職場以外に付き合いがないのは少しさびしい気もしますが、困ることはありません。ご縁があれば新たな関係を持つことになるだろうとのんびり構えています。

著者:小原水月/女性・主婦。1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。

作画:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー編集部

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