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「母さんとは関わらない方がいい」兄が毒親から救ってくれた話

  • 2025.3.3

今回は、実の兄が「毒親な母親」から救ってくれたエピソードを紹介します。

「いつか母親に認めてもらいたい」と思っていたけど…

「子どもの頃から母は兄ばかりひいきしていました。『お兄ちゃんに比べてあんたは』と母に侮辱されるたび、胸が締めつけられる思いでしたね。そして兄はトップ進学高、一流大学から一流企業へ就職。一方、僕は高校卒業後大学には進学せず、デザイナーになりました。
すると母は『大学も出ないで、訳の分からない仕事をして!』と怒鳴り、まるで僕の存在を否定するかのようでした。ただ僕は『いつかデザイナーとして成功して、母さんに認めてもらいたい』と、淡い期待を抱いていたんです。
そんなある日、兄がなんと不慮の事故で亡くなったのです。悲しみに暮れる葬儀の場で、母は僕に向かって『あんたが死ねばよかったのに』と信じられないような言葉を吐きました。怒りも悲しみも通り越し、ただ呆然としましたね……。
それから数か月たち、兄がいない日常に慣れてきたある日のこと。兄がかつて住んでいた家の整理をしていたのですが、亡くなったはずの兄の姿が見えたのです。『え……兄さん? どういうこと?』と驚きました。
すると兄は『母さんとは縁を切れ』『母さんとは関わらない方がいい』『母さんのそばにいる限り、お前は幸せになれないよ』『実は俺も、ずっと母さんの期待にこたえるために生きてきて、苦しかったんだ』と言い、すっと消えてしまいました。その言葉にハッとし、僕はようやく目が覚めました。
それからすぐに家を出て、母との連絡手段をすべて断ったんです。それまで僕にまったく関心がなかった母ですが、僕と連絡がとれなくなった途端、狂ったように僕の引っ越し先を見つけようとし、毎日泣いて暮らしているそうですが……そんなの知ったこっちゃないですね」(体験者:20代男性・デザイナー/回答時期:2024年10月)

▽ この男性だけではなく、お兄さんも母親のことでずっと苦しんでいたのだと思うと、胸が痛みますよね……。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。

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