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【3/3〜3/9の運勢】3月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

  • 2025.3.2

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2025年上半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡

今週の星座占いを全文読みたい方はこちらをタップ

今週のおひつじ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

猫の寝息

今週のおひつじ座は、頭で考えた理屈やどこぞ覚え込んだ知識から、ひとり密かにそっと離陸していこうとするような星回り。

『ぬるたまを吹きひとゆれの猫ばしら』(九堂夜想)という句のごとし。きっとそれは、普段なら見落としてしまうような些細な「ひとゆれ」であり、耳を澄ませてやっと聞こえるかすかな寝息を確認することでやっと確信を得られるような、なんでもないほど微細な何かであったはず。

ただし、それは同時に、作者の世界をそっくり変えてしまうような深い震度を持ち得ていたのではないでしょうか。

あなたもまた、耳ざわりのいい空想上の世界に住むのではなく、実際の人生のマジカルな可能性についてきちんと目を見開いていきたいところです。

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今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

夢と真実

今週のおうし座は、リアルな夢をもくもくと積み上げていこうとするような星回り。

1836年フランス南東部に農夫の子として生まれたシュヴァル。43歳になったある日、配達中につまづいた石を掘り出し、かつては海底であったそのあたりに埋もれた奇妙な形の石を集め始めたことをきっかけに、いつか自分の宮殿を建てようと思いついた。以来、誰の助けも借りず、33年間にわたって作業しつづけ、異様な理想宮を作りあげ、やがてそれは国の重要建造物に指定されました。

おそらく、宮殿に氾濫する細部の一つひとつがシュヴァルが、かつて手にとった石の中に見たリアルなビジョンであり、だからこそ、長年にわたり積み重なっていったその全体から「巨大な生き物」のような印象を受けたのではないでしょうか。

あなたもまた、他の誰が認めずとも自分にとって大切に感じられる価値を、少しずつでも積み上げていくことが大事なのだと、改めて思い直していくべし。

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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

闇路と花道

今週のふたご座は、「こんな死にざまもわるくない」と思えるビジョンに向けての一歩を踏みしめていこうとするような星回り。

『農夫の葬おのがつくりし菜の花過ぎ』(加藤楸邨)という句のごとし。

今年は不幸にして自分で蒔いた菜の花が花開くのを見たり、味わったりできずに死んでしまったけれど、その代わり自分が育てた菜の花に見送られ、焼き場への導線が花道のようにかわいらしく彩られている。そんな死にざまもわるくないじゃないか。そんなひとりごとのような作者の声が聞こえてくるようです。

あなたもまた、自分が歩いていく道のりを花道にしていくためのちょっとした行動や習慣づくりを大切にしていくべし。

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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

野蛮を育てる

今週のかに座は、執着を断ち切って、ささやかかつ大胆な生まれ変わりを遂げていこうとするような星回り。

滋賀の聖衆来迎寺に収蔵されている仏教の六道輪廻の世界観を絵画化した「六道絵」十五幅の中に、「人道不浄相幅」と呼ばれる一幅があり、そこには死体が刻々と腐り果てていく様子が克明に描写されています。

この図は明らかに、観る者の強い性的欲望を、そのテンションの高さそのままに、世に無常を感じ来世の往生を求める篤い信仰心への質的転換を促すことに狙いと本質があったのではないでしょうか。

あなたもまた、エロス(愛の欲動)と表裏一体となったタナトス(死の欲動)に少なからず衝き動かされていくことになるはず。

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今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

「社会」の外にある「世界」へ

今週のしし座は、社会をすっ飛ばしたところで縦横無尽に行動していこうとするような星回り。

『下萌えぬ人間それに従ひぬ』(星野立子)という句のごとし。本格的な春が近づいてくると、冬の枯草の下から新たな草の芽が出はじめる。すると、それに応じるかのように人間もまた活動をはじめるのだという。

「それ」も草であると同時に、単なる人間の世界を彩る対象物としての「自然(ネイチャー)」という枠を超え、それ自体でひとつの独自世界を形成して律動している「宇宙(コスモス)」という語のスケール感をおのずと帯びてくるのではないでしょうか。

あなたもまた、謙虚さは忘れずに、しかし宇宙大のスケール感をもって、誰か何かと結びついていきたいところです。

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今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

意想外の誕生

今週のおとめ座は、知らず知らずのうちに理不尽さの権化のようになっていってしまうような星回り。

小島信夫の小説「馬」は、主人公の「僕」がある夜、家に帰ってくると庭に材木が積まれていて、奥さんの「トキ子」に聞いてみると、「僕」が知らない、なぜ建てるのかも分からない新しい家が、とにかく建つのだと把握するところから始まります。

ところが、はじめ小さな小屋か何かが建つのだと思っていたそれが、大きな二階建てであることに「僕」が気付き、慌てて「トキ子」のもとに駆けつけると、そこでさらに異常な事態に直面するのです。

あなたもまた、行動しているうちに予期せぬ流れに乗って、勝手にどんどん違う方向に逸れていってしまうような星回り。

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今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

こじれとねじれ

今週のおとめ座は、誰かにとっての死角と死角とをひそかに橋渡ししていくような星回り。

『釘を打つ日陰の音の雛祭』(北野平八)という句のごとし。「雛祭」と「釘の音」の対比の絶妙さこそが掲句の命です。

それは明と暗のようにシンメトリーをなす対照的な出来事を並べているというより、おたがいの死角に位置して直接的にはまなざし合えないような二物を、ふとした偶然から同時にまなざしてしまったことで、なんだかこれまで見えていなかった像が浮かびあがっていってしまうような絶妙さなのだと言えます。

あなたもまた、これまでの自分ならば考えもしなかったような現実が浮かびあがってくるような地点に、みずから足を運んでいくべし。

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今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ただ1人を優先する

今週のさそり座は、ある程度のリスクを覚悟して、特定の対象や関わりにコミットしていこうとするような星回り。

精神科医の中井久夫が、ある個人にしか該当しないような疾患を「個人症候群」の事例として挙げているものの中に、彼が実際に診察した女性に発症した「妖精の病い」というものがあります。

「彼女の表現は生き生きしていて、私にもしばしば彼女の見えるものが見えるような気がした。妖精は在と非在の間を揺曳する存在である。どちらでもよいではないか、と私は思った。」

あなたもまた、常識や知識によって目の前のリアルを安易に切り捨てたり突き離したりするのでなく、いかにじっくり腰を据えて向き合っていく機会を狙っていくといいでしょう。

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今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

「思ってたのと違った」のその先へ

今週のいて座は、痛みへの想像力を取り戻していこうとするような星回り。

『目に入るるとき痛からん雛の顔』(長谷川櫂)という句のごとし。

私たちは相手の痛みに対する想像力を失ったり、みずから放棄した瞬間に、相手をモノと見なすだけでなくみずからもまたモノとなり、言わば人工知能化していくのであって、そうした傾向は近年ますます強まっているように思われます。

あなたもまた、ここぞとばかりにみずからの人工知能化に反する言動を心がけていくべし。

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今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

尻に火がつく

今週のやぎ座は、何かに憑りつかれたかのように猛烈ないきおいで作業や仕事に励んでいこうとするような星回り。

20世紀において、最も多くの成果をあげた数学者であったポール・エルディシュ。彼は恐ろしい仕事中毒者でもあり、1日19時間は働き、睡眠は夜にわずか数時間眠るだけ。さらに興味深いのは、彼は他の数学者と短期間、集中的に共同で研究するのを好み、地球を駆け巡って新たな才能を探し求めては、しばしば仕事仲間の研究者の家に泊めてもらっていたのだとか。

こうした彼の驚異的なスタミナの秘密は、アンフェタミンとカフェインでした。10~20ミリのベンゼドリンかリタリンを毎日服用し、それに加えて濃いエスプレッソを何杯も飲み、「数学者はコーヒーを定理に変えるマシーン」だとよく言っていたりもしたそうです。

あなたもまた、おのずとぶっ飛んだマシーンとなっていきやすいでしょう。

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今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

生きていれば

今週のみずがめ座のテーマは、不完全で未熟な自分からもう一度再出発していこうとするような星回り。

『春の山歪つながらも円きかな』(高浜虚子)という句のごとし。

十分に洗練されている訳でも、完璧でも突出している訳でもない。けれど、べつにそれでいいじゃないか。少なくとも作者にとっては、いつの間にか見栄や欺瞞(ぎまん)や執着によってギザギザになっていた心が、ゆるやかに溶け出して角が取れていくような、そういう場所として「春の山」はあったのではないでしょうか。

あなたもまた、心身の角が取れていくような忖度のない言動が自然と出てきやすいはず。

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今週のうお座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

霊的同伴ということ

今週のうお座は、連綿と繰り返されてきた贈与の連鎖に何らかの形でコミットしていこうとするような星回り。

フランスの思想家ジョルジュ・バタイユは著書『呪われた部分』において、生命体としての個体というのは、太陽光に由来する無限の贈与に対し、必要に応じた欲求のみに留まるということはなく、成長や生殖といった過剰なエネルギーを消費していく存在であるとしました。

バタイユは、生殖を「奢侈」と捉えており、またあたかも「贈与」であるかのように論じてもいます。つまり、役に立つか立たないかといった有用性に還元しえない事象であり、ここで言う贈与とは、みずからが用いることができるはずだったエネルギー=富を、二度と返ってこないという覚悟をもって贈る(消失する)ということに他ならないのです。

あなたもまた、自分ひとりで頑張ろうとする代わりに、グループでの努力ということを意識していきたいところです。

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