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【ひと口サイズの幸せ】引き出されたネギの甘味が魅力の「すき焼き風ねぎ巻き」

  • 2025.3.2

料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!6品目はきじまさんの「すき焼き風ねぎ巻き」。すき焼きが手軽に味わえる贅沢でうれしいつまみです。

【ひと口サイズの幸せ】引き出されたネギの甘味が魅力の「すき焼き風ねぎ巻き」

■お題その3「長ねぎで飲む。」

【きじま】「すき焼き風ねぎ巻き」は、味はすき焼きだけどひと口で食べられるサイズがミソ。ねぎが辛いままだとイマイチだから、しっかり焼いて甘味を引き出して。

■“すき焼き風ねぎ巻き”のつくり方


◇材料 (2人分)

長ねぎ:1本
牛薄切り肉:6枚(150g)(すき焼き用)
卵黄:1~2個分
サラダ油:小さじ3
塩:少々
砂糖:大さじ1
醤油:大さじ1と1/2
七味唐辛子:適量


(1)ねぎを炒める
ねぎは長さ7~8cmの斜め切りにする。フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、ねぎを入れて塩をふり、焦げ目をつけながらしんなりするまで炒めて取り出す。

(2)牛肉を焼く
フライパンをキッチンペーパーでさっと拭き、サラダ油小さじ1をひいて牛肉を並べて入れる。中火にかけ、両面をレアに焼く。①を巻いて器に盛る。

(3)仕上げ
②のフライパンを拭かずに砂糖と醤油を順に加え、中火にかけて少し煮詰める。②の肉巻きにかけ、七味唐辛子をふって卵黄をのせる。

完成
完成

――教える人

「きじまりゅうた 料理研究家」

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

「吉田 愛 料理研究家」

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。


この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

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