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仕事に追われ、学校行事にずっと参加できなかった私 → 娘の『痛烈な一言』に「今までごめんね」

  • 2025.3.1

仕事に家事に育児に、と目まぐるしい毎日を送っていると、ついついいろんなことが疎かになって後悔してしまうこともありますよね。
今回は、筆者の友人が「本当に娘には申し訳なかったわ」と話してくれた、忙しい親御さんに刺さるエピソードをご紹介します。

画像: 仕事に追われ、学校行事にずっと参加できなかった私 → 娘の『痛烈な一言』に「今までごめんね」

毎日忙しすぎる

私は、元夫の不倫が原因で離婚したシングルマザー。

娘が3歳のときに夫の不倫が発覚し、紆余曲折ありながらもなんとか娘と2人で生きていくという選択をしました。

急に父親がいなくなった娘に対しては申し訳ない気持ちでいっぱいで、『とにかく娘を立派に育てあげないと』と強い責任感にかられていた私。

娘が何不自由なく生活できるよう、仕事を掛け持ちして稼ぐことばかり考えていました。

そんな多忙さから、娘の成長を見守る余裕がすっかりなくなっていた私。

娘が小学生になった頃には、運動会や発表会などの大切な行事にも『仕事が忙しいから』と言い訳をして参加できずにいたのです。

娘の言葉

そんなある日、小学2年生になった娘がふとした瞬間に言った言葉が胸に刺さりました。

「ママは私より仕事が大好きなのね」
「友達はパパもママもいるけど、私にはママしかいないのに」

ごめんね

その言葉を聞いた瞬間、心にドンっと重いものが降りかかった私。

娘にとっては、運動会や発表会にお母さんがいないことがどれほど寂しいことだったか……。

それだけでなく、親子時間を一緒に過ごすことがどれだけ大切だったのかを、改めて感じさせられたのです。

それからは、どんなに忙しくても、娘の学校行事には必ず参加するように。

さらに休みの日には、2人で出かける時間を作るように心がけるようになりました。

意識したい

あの言葉がなければ、きっと今も変わらず、目の前の仕事に追われていたと思います。

私が仕事の間は実家に娘を預けていましたが『祖父母が一緒なら寂しくないよね』との考えは甘かったと反省しました。

娘の成長を見逃さないよう、これからはもっと大切な時間を一緒に過ごしていくつもりです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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