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「どうして育児を教えないといけないの!?」意識が足りない夫にもう限界!夫に本音を伝えた結果!?

  • 2025.3.2

息子が生まれたころ、夫は激務。朝から夜遅くまで仕事をして、さらに月に何度かは土日も出勤と、とにかく忙しそうでした。平日は私との会話もほぼスマホを通して……という日々が続き、ついに私は疲労とストレスの限界を迎えました。

だんだん、私だけになっていく育児

産後の里帰りが終わり、自宅アパートでの育児が始まって、日中は私がひとりで息子の面倒を見ていました。仕事が忙しい夫に悪いと思い、夜間授乳も一人でこなす日々で、孤独感が拭えません。

「息子の成長を夫と共有したいのに……」という気持ちが膨れ上がっていきました。

大雑把な夫にイライラ!

夫は、率先して息子のお世話をしてくれ、家事についても嫌がらずにおこなってくれます。けれど、どこか大雑把なのです。息子がハイハイし始めたころ、口に入れてしまいそうなものを床に置いていて、夫にものすごく怒りました。

ほかにもエアコンの温度設定や着替えの服選びなど、とにかく「もうちょっと気にして!」というところが抜けていて、私はそのたび夫に教えなければなりませんでした。

2人で育児がしたいのに……

私は産後3カ月で仕事復帰したのですが、人に教える仕事をしながら、なぜ家でも夫にいろいろ指導しなければならないのか……と思うように。夫は育児において、何かをするごとに「これでいい?」と聞いてくるのです。聞かれることはすべて、前に教えたことばかりで、「いい加減にしてほしい」と怒りが頂点に達した私。

「育児に関しては、同じスタートラインに立っていたはず。だから、家事にレベルの違いはあっても、せめて育児だけは私と同じ経験値になるようにしてほしい」と話しました。

すると夫は、反省した様子で「意識が足りていなかった。きちんと行動で示す」と、自分なりに育児に関してこまかくメモを取るようになったのです。

その後、育児メモは息子の成長とともに定期的にアップデートしながら、夫婦で共有しています。今さらですが、私も言葉で言うだけでなく、見えるもので共有すればよかったな……と思いました。息子が3歳になって、夫は先回りして息子のことや、家事を進めてくれるように。おかげで、息子は夫と2人で出かけるのがとても好きなようです。これからも夫婦で協力して育児していきたいと思います。

著者:畑野ナツミ/女性・ピアノ講師兼ライター。2019年生まれの息子のママ。ピアノ講師として、子どもから大人まで幅広い年代のレッスンを担当。音楽関係の記事や、体験談記事の執筆を中心にライターとして活動中。

作画:キヨ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー編集部

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