1. トップ
  2. エンタメ
  3. 【八木勇征×椿泰我】『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』撮影中の仲良しエピソードを公開

【八木勇征×椿泰我】『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』撮影中の仲良しエピソードを公開

  • 2025.3.1

⼋⽊勇征さんと椿泰我さんが映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』で初共演。作品や役への思い、撮影中のエピソードまで二人の本音があふれるクロストークをお届け。

profile
八木勇征
やぎ・ゆうせい 1997年5月6日生まれ、東京都出身。FANTASTICSのボーカルとして活動。2020年、主演ドラマ「美しい彼」で本格的に俳優業をスタート。近作にドラマ「南くんが恋人!?」、映画『矢野くんの普通の日々』がある。

椿 泰我
つばき・たいが 1998年2月10日生まれ、神奈川県出身。IMP.のメンバーとして活動中。2023年にシングル「CRUISIN’」で世界同時配信デビュー。24年12月から放送の「レッドブルー」で17年ぶりにドラマ出演を果たした。

何回も言葉に詰まったり、心が揺さぶられる瞬間が多くあった

八木さんと椿さんが共演を果たした映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』は、人気朗読劇の映画化。田舎の小さな村を舞台に、村の高校生4人が18歳から20歳の間に一度だけ魔法が使えると告げられ、自分の夢や現実、友情と向き合っていく爽やかな青春ストーリーとなっている。

八木「もともとは朗読劇でしたが、実写化という形でどんな作品になるのか興味を引かれました。タイトルからファンタジーを想像する人も多いと思いますが、それ以上に泣ける作品です。僕自身、本読みをする中で、何回も言葉に詰まったり、心が揺さぶられる瞬間が多くありました。それだけ、脚本がすごいと感じました」

椿「初めて脚本を読んだ時、自分がこんなに素晴らしい作品に出られるなんてと率直にうれしく思いました。魔法という、一見非現実的な要素ですが、心に優しく寄り添ってくれて、気づいたら涙が出ていました。グループ活動をしている中で、自分のキャラクターが〝明るい〞という部分が役と似ていますが、それ以上にストーリーが素敵でした」 八木さんは、幼い頃からピアノが好きで音大を目指すも、父親からの強固な反対に葛藤する主人公・アキトを。椿さんは、天真爛漫な性格ながら、父親が抱えていた意外な秘密にショックを受けるユキオ役を演じる。また、生まれつき体が弱く、仲間たちに守られるように成長してきたハルヒ役に井上祐貴さん、父親の病気で夢を諦め、仲間たちに背を向けるナツキ役に櫻井海音さんと、フレッシュな4人の共演は必見だ。

八木「クランクイン前、みんなで脚本の読み合わせをしました。僕の誕生日にリハーサルがあったんですけど、その時みんなでお祝いしてくれて、撮影に入る頃には仲よくなっていました」

椿「リハーサルは稽古場に畳を2枚敷いて、舞台稽古みたいな雰囲気で。ダンスの練習もあったし、撮影に入る前に4人で詰められたぶんすぐ仲よくなり、撮影もスムーズでした」

家族や友達など大切な人に感謝を伝えたくなる作品

自分のためか、誰かのためか。魔法の使い道を巡るメッセージを通して得たものがあると二人。

八木「自分の人生で幸せなことがあった時、それはたまたま起こったことなのか、もしかしたら誰かが自分の幸せを願ってくれたんじゃないか。見終わった後、そう思える作品だと思います。だからこそ、自分に起こるすべてのことに感謝できますし、家族や友達など大切な人たちにいつもありがとうって伝えたくなる作品です」

椿「どの人物視点で見ても、各々の人生があることが伝わってくる作品でした。フォーカスを当てて見た人物ごとに、感動が変わってくるので、いろんな感じ方ができると思います。そして、当たり前のことはないんだと感謝の気持ちが湧き上がってくると思います」


information
『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』

2019年の初演以来、何度も再演されている朗読劇を、原作者の鈴木おさむ自らが映画脚本を執筆し映画化。FANTASTICS が主題歌「春舞う空に願うのは」を担当。2 月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

©2025映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』製作委員会
配給:ポニーキャニオン

Photograph=Yuhki Yamamoto Styling=Takuto Nakase(for Yusei)、Ryuji Yamamoto(for Taiga)
Hair&Make-up=Midori Fukuda〈Luana〉(for Yusei)、Sota Omori〈IKEDAYA TOKYO〉(for Taiga) Text=Miku Sugishima

※InRed2025年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

元記事で読む
の記事をもっとみる