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「学校に歩いて行きたくない」新1年生の息子を追い詰めたのは、入学式後の【夫の言葉】だった

  • 2025.3.1

もうすぐ入学シーズンですね。学校生活が楽しみである一方、最初は慣れない環境に子供が疲れてしまうことも。そこで今回は筆者の知人から聞いた「入学式後に子供に無理させて後悔した話」をご紹介します。

大量の教科書が入ったランドセル

息子の入学式が終わった後、教室でオリエンテーションがありました。そこで子供たちは大量の教科書をもらい、先生から「全て持ち帰って記名するように」と指導がありました。

オリエンテーション後、親子で下校する流れに。ほとんどの親が重いランドセルを子供の代わりに持ってあげていました。しかし、うちは夫がそれを許さなかったのです。

夫「男なら自分で持て」

「男なんだから自分で持たなきゃダメだ」

夫は息子に重いランドセルを強引に持たせることに。息子は周りの子たちを羨ましそうに眺めて

「なんで僕だけ?」

と愚痴をこぼしました。かわいそうに思った私は

「代わりに持ってあげようか?」

と息子に声を掛けました。しかし、それを聞いた夫は

「ダメだって言ってるだろ! そもそもお前は甘やかしすぎなんだよ!」

と周りに保護者たちもいる中で激昂したのです。

息子は気まずいと思ったのでしょう。それからは弱音を吐くことなく、家まで40分の道のりを頑張って歩きました。

しかし、相当疲れたのか、帰宅後はグッタリしてしまったのです。

まさかの登校渋り

その翌朝、私が起こしに行っても、息子はなかなかベッドから出ようとしません。そして、耳を疑うようなことを言ってきたのです。

「学校に歩いて行きたくない」

息子は昨日の下校で、相当心身共にダメージを負ったようでした。結局、その日は車で学校まで送っていくことに。

その晩、夫に今朝の出来事を相談しましたが、「そんなの甘えだろ」と理解してくれませんでした。

息子を徹底サポート

「普段から子育ては丸投げな夫の言うことなんか聞いてられない」

私は夫から何を言われても、入学して間もないうちは息子をサポートしようと決意しました。

登下校は本人が不要だと言うまで、しばらく付き添うことに。結果、甘えさせることで自分一人で歩いて行けるようになったので正解だったと思っています。

もし入学式の日ランドセルを持ってあげていたら、登校渋りをすることはなかったでしょう。本人が「大丈夫」と言うのなら別ですが、助けを求めてきたときは手を貸してあげるのが正解だと思いました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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