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藤原樹“吟”の前にイ・シガン“マッコリ”が出現…優しい言葉に視聴者もほっこり「雰囲気あって良かったです」<あらばしり>

  • 2025.2.28
「あらばしり」第8話が2月27日に放送された (C)タクミユウ・橘ケンチ・平沼紀久/講談社/「あらばしり」製作委員会

【写真】ついに韓国のお酒も擬人化…吟(藤原樹)の能力で現れた優しさあふれる「マッコリ」(イ・シガン)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの藤原樹が主演を務めるドラマ「あらばしり」(毎週木曜深夜0:59-1:29、読売テレビ/Leminoほか)の第8話が2月27日に放送された。第8話では、母親の澄子(横山めぐみ)と祖父の間にあった確執の理由が分からず悩む吟(藤原)の前に、韓国の酒「マッコリ」(イ・シガン)が擬人化した姿で登場し、空気を一変させた。(以下、ネタバレを含みます)

祖父の意志を継ぐ吟らによる最高のおもてなし

「あらばしり」はライフワークとして日本酒の魅力を発信する橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)と、俳優・脚本家・監督として活躍する平沼紀久が原案を手掛け、2020年12月から講談社「マガジンポケット」にて連載された日本酒の擬人化漫画(漫画:タクミユウ)をドラマ化したもの。

舞台は、都会の外れに佇む、“必要としている人にしか見つけられない”看板もない酒店で、主人公は祖父が遺した店を譲り受けることになった青年・吟。ある日突然、吟の前に6本の日本酒が人間の姿で現れ、祖父の意志を継ぐ吟らによる最高のおもてなしが始まった。

6本の日本酒メンバーは、穏やかで優しく、真っすぐ芯がある「一歩己」(西山潤)、無骨でおとこ気があり、頼れる兄貴分キャラの「赤武」(市川知宏)、柔らかく優しい、人懐っこい天真らんまんな「加茂錦」(大倉空人)、大人の色気があり、知性あふれるおしゃべり好きな関西弁キャラ「篠峯」(吉田健悟)、ワイルドで熱く硬派な一匹おおかみタイプの「村祐」(青山凌大)、陽気でパリピなムードメーカーキャラ「屋守」(後藤拓磨)だ。

「あらばしり」第8話より (C)タクミユウ・橘ケンチ・平沼紀久/講談社/「あらばしり」製作委員会

母から衝撃発言「あの店、売りに出そうと思って」

第8話では、吟が日本酒フェスに来なかった母・澄子に会いに行く。幼い頃、なぜ澄子が祖父の店に吟を連れて行かなくなったのか、なぜ店を継ぐのは反対なのか、理由を聞くつもりだった。だが、澄子は吟の質問に答えず、「お店を継ぐのだけはだめ」とかたくなだ。さらに、「あの店、売りに出そうと思って」と衝撃の発言をする。

帰宅した吟が「みんなに合わせる顔がない」と落ち込んでいると、擬人化した「マッコリ」が現れ、吟の愚痴を優しく聞いてくれる。

その後、配達から帰ってきた日本酒たちに正直に話そうと思うが、吟は「俺を成長させてくれた大事な日本酒たちに『店がなくなるかも』なんて言えない」と言葉をのみ込む。そんな吟の様子に気付いた「一歩己」は優しく寄り添い、声をかけた。

吟の心にもスッと入り込んだ新キャラ「マッコリ」

吟の祖父から受け継いだ“日本酒に人間の姿を与える”という能力が高まり、成長していることを強く感じる回。これまでは日本酒だけが現れていて、彼らは「吟のおかげで店の外や遠くまで行けるようになったんだよ」と喜んでいたし、何と言っても今回は、“日本酒と醸造過程が一緒”という理由でマッコリまで擬人化できてしまった。酒に慣れていない人でも飲みやすいマイルドな味わいのマッコリは吟の心にもスッと入り込んだ。

店の売却話に落ち込む吟に「マッコリ」は「雨の日はマッコリとチヂミです。昔、韓国では雨で農作業ができない日は、マッコリを飲んで、チヂミをつまみながらのんびり過ごしました。いろいろ考えない、あるがまま。やまない雨はないからです」と、あらゆる悩みは時間が解決するという例え話をして、吟を励ました。

吟の誠実さが仲間の信頼を高め、チームワークを生み出している。問題解決に向かって、心の中から優しくほぐしていく、まさに“癒やし系ほっこり”ドラマだ。

そして今回「マッコリ」を演じたシガンは、これが日本のドラマ初出演となった。シガンの“まろやかな”演技に対し、SNS上には「小さく手を振るとこ可愛かった」「マッコリ氏登場でほっこり展開」「マッコリさんのイメージがお酒とすごい合ってた」「一瞬で場の空気を和ませていたね」「日本で初演技とは思えない!雰囲気あってとっても良かったです」などの声が寄せられており、視聴者もすっかり癒やされたようだ。

次回、第9話は3月6日(木)に放送。ある日、吟の店で工務店の親方と弟子が取っ組み合いのケンカになる。翌日、謝罪に来た親方の娘から、ケンカの理由を尋ねられるが、吟にも日本酒たちにも分からない――。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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