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24年に一度の幸運期に突入!モデル・岩堀せりがコミュニケーションツールとして活用する占いとは?

  • 2025.3.2

【vol.4】岩堀せりと占いのちょうどいい関係

2024年11月からオトナミューズウェブでスタートしたモデル・岩堀せりさん連載。最新のファッション事情やロサンゼルスでの近況、気になるアレコレをお届けします。第四回は、みーんなが気になる占い、そして、MBTIのお話。雑誌の星占いに一喜一憂したり、初詣でおみくじを引いたりと私たちの身近にある占い。そして、一昨年ブームを巻き込した性格診断であるMBTI。せりちゃんと占いや性格診断の、ちょうどいい距離とは?

最近、ZARAで購入した切りっぱなしのデニム。ブラウスと合わせるのがお気に入り。

毎回診断が変わるMBTIですが、N型であることは間違いありません

突然ですが、みなさま占いや性格診断って信じますか? 私は、そのときどきでブームとなったものは「なんだか面白そう♥」と思って、一通り楽しんできたタイプ。最近だと、Z世代や韓国アイドルを中心に話題となったMBTIももちろん診断済み。韓国って、就職試験でMBTIを聞かれることもあるんですってね。私もわりと早い段階で子どもたちに教えてもらいました。
 
初めて診断した5年前はINTP(論理学者)。そして、1年前がENFP(広報運動家)、半年前はENFJ(主人公)で、直近はENTP(討論者)でした。診断するたびに結果が変わるのは、私の設問に対する回答が断定的ではないから、だそうです。そのときの気分で診断結果も揺れてしまうみたい。そんななか、唯一変わらないのが、N型(直感型)であること。N型って直接的な五感を通り越して、ものごとの背景や意味を読み取ろうとする……そんな風に説明されていますが、要は考えすぎる人なんですって。運動家も討論者もどれも当たっているような気もしますが、診断するたびに変わってしまうので、「正直MBTIはあまり分からないな」ぐらいの感覚です。だから、家族のMBTIを聞いてもすぐに忘れちゃいます(笑)。でも、N型はこうらしいよ、なんて各MBTIについて分析されるとついつい聞き耳を立ててしまいますし、飲み会の話題として存分に楽しませてもらっています。

LAでお気に入りのカフェをご紹介。いつも混んでいる人気のカフェ「Olive and James Cafe Tea」へ愛犬といっしょに♥ お気に入りは抹茶ラテ。

抹茶が美味しすぎるカフェ「Community Goods」。最近のスタイリングはベージュトーンがお気に入り。
 

振り返ってみると、そういった性格診断は昔から一通り楽しんできました。10代のころは血液型診断が大人気でしたね。4種類しかないのに、雑誌に書いてあることを一生懸命読み込んでいたのが懐かしい。でもね、私はA型なんですが「この占い、よく当たるなあ」と思っていた血液型占いの……O型ところを、間違えてずっと読んでいたことにあるとき気づいて。「占いって、どんな人にも当たっていると思えるように書いてあるのかも……」と気づいちゃって。それ以来、占いはあまり信じなくなりました(笑)。20代のころ「ViVi」の連載で連れて行ってもらった占い師さんに、「あなた、占いはいらないでしょ」とハッキリ言われたこともあって。自分としてもその言葉が妙にしっくりきたこともあり、占いにどっぷりハマるってことは、なかったんです。

夫と一緒にグラミー賞の見学へ。久々にヒールをはいておしゃれを楽しみました

占いに懐疑的だった私が唯一ハマったエレメント&マインドナンバー

そんなわけで10代、20代と、とくに占いにどっぷりハマることはなく過ごしてきたんですが、ある日ルルちゃん(イヴルルド遙華さん)に出会って、ちょっと概念が変わったかも。ルルちゃんのエレメント&マインドナンバー占いは生年月日から導き出される10タイプを、自然界にあるもの=エレメントで表現した占いなのですが、これが超面白い! まず、ルルちゃん本人が明るくて、占いの診断がポジティブなので、どれに該当しても幸せな気持ちになれるのがいいなと思うんです。最初は楽しいなーぐらいの軽い気持ちだったんですが、家族や周囲の人のエレメントを調べてみたらすごく納得がいったんです。たとえば夫は気を許せる友人が限られているタイプなんですが、実際にまわりにいる友人のエレメントがちゃんと揃っている、とか。自分ではなく、周囲の人を見ていて一気に信憑性が増しました。だから今では気になる人はすぐにエレメント&マインドナンバーを調べてしまいます。子どもたちも一緒に楽しめるから、会話のきっかけになるのもいいですね。世代関係なく話せるし、ポップな占いなので真剣になりすぎないのもいい。最近では私も子どもたちも詳しくなりすぎて、出会った人のエレメントをこっそり当てにいくこともあります。私はいつもだいたいはずすんですが、子どもたちは結構当てるんですよね。よく人を見ているんだな、と感心します。

より細かく今年の運勢が書かれたイヴルルド遙華の2025の『Always be yourself』。なにかあると読み返しています♡

ちなみに、私は『木』のエレメントでマインドナンバーは2の『マジシャン』です。サイトでは『マジシャン』は「感性と直感で唯一無二の輝きを放つ天才」と説明されていますが、ルルちゃんによると、たとえば超セレブの前でもいつも通りに振る舞えるくらいの、ゴーイングマイウェイな性格の持ち主だそう。ここは納得。そして2番で48歳になる私は2025年、フォーチュンサイクルで運命ゾーンの運命期に突入します。これはなんと24年に一度の幸運期! しかも今年は年女。運命期だからと特別な予定はありませんが、なんだかいい年なんだなと思うと、心が安らぎます♥

ドラマ「デスパレートな妻たち」を最近やっと見終わったので、舞台になったウィステリア通りを見学できるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのスタジオツアーに行きたかったのですが、残念ながら工事中でいけませんでした。リベンジします!

そうやって身近な人や気になる人にはすぐ「誕生日いつ?」と聞いてエレメント&マインドナンバーを調べるんですが、それぞれ何となく当てはまっているところがあるんです。とくに、マインドナンバー同士で相性が占える『ケミストリーナンバー』というものもあって、私は5番の人と『ソウルメイト』なんですが、気づけばL.A.で仲よくしている人は5番だらけ。夫と私の数字を足すと『リスペクトメイト』ですし、家族4人でも『リスペクトメイト』。とても相性がいいそうです。
 
エレメントでいうと、L.A.で仲よくなるのは『鉄』の人が多いので、そもそも日本からL.A.にくる人は『鉄』タイプが多いのかも!? なんて思ってみたり。そして性別問わず何だか気になってしまうのが『キャンドル』の人。『木』の私とはいい意味で真逆のタイプで緊張感があり、そこに引きつけられるのかもしれませんね。ちなみに、身近な人で言うとまゆみん(佐田真由美)は『海』。私のなかで『海』の女性は強いイメージで、『木』と『海』だと私が『海』に流されてしまう関係性なんですが、私としては『海』といるとき、相手に身を委ねられるのが楽でそれが好きみたいです。そして、まゆみんのマインドナンバーは1番で『チャレンジャー』であり、私たちのケミストリーナンバーは『グローイングメイト』。尊敬し合い、刺激を受けることでいい関係を築けるそうです。そうやって人間関係を数字やエレメントに置き換えてこっそり答え合わせをして楽しんでます。

最近のひょう柄コーデ。ひょう柄をついつい手にとってしまいます。

ただし、占いとはほどほどの距離感で!

マインドナンバーと同じくらい私が今、気にしているのが韓国の占い。すごい人がいるんです。最初は友人に韓国に面白い場所があるよ、と連れて行ってもらったんですが、そこの占い師の方はオーラを見るだけでその人の人生が読めるんだそう。実際に、これまでのことも怖いほど当てるので、今では韓国に行くたびに占ってもらいます。基本的に聞くのは自分のことではなく家族のことなのですが、その先生があまりにもすごいので、自分のことは本当に困ったときにだけ聞こうかな、と思っているんです。私は多分、本来の性格は占いを信じすぎてしまうタイプ。けれど昔から自分の人生における大切なことは自分で決めてきたし、人生を占いに振り回されたくないな、と思っているので、ちょうどいい距離を取るように気をつけています。

韓国旅行での一枚。韓国料理は野菜もたっぷりとれるしだーい好き!

もちろん、韓国では肌管理も!

去年は訪れたのが誕生日の時期だったので、韓国にいるお友だちに祝ってもらいました♥

昔は占いに頼らず直感で生きていればすべてうまくいくと思っていたし、運命なんて変えてやるという強さもありました。でも年齢と経験を重ねて、そう思い込める強さが少し減ってきたのかな、今は自分の直感を信じすぎないようにしています。なんていうんでしょう「自分を疑った方がいい、という自分の直感に従っている」ような感じ……。めんどくさいですね(笑)。最近はテレビ番組でよく見る占い師の星ひとみさんに、家族でぜひ一回見てもらいたいね、なんて話しています。私にとって占いは、あくまでエンタメ。盲信しすぎず、楽しみたいと思います。

interview & text:NIRAI IKESHIRO
photograph:SERI & FAMILY,FRIENDS

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