旅行や仕事で海外を訪れると、文化の違いに驚くことがよくあります。特に「食」に関しては、戸惑うことも多いですよね。
アメリカ在住の山口慶明(@girlmeetsNG)さんが、「アメリカ過ぎる色のドーナツ」について、X(旧Twitter)に投稿すると、1.3万いいねが集まり(2025/03/21時点)、「ネオンっぽい!」などと話題になっています。
いったいどのようなドーナツだったのでしょうか?
話題の投稿が、こちら!
今日3月17日はアメリカの「すべてが緑になる」St. Patrick's Dayということで、会社のミーティングの際にいつも置かれているドーナツも緑色でした。この見た目で抹茶味ではない(普通のオリジナル・グレーズド)という日本人だけが感じる絶望感… pic.twitter.com/JQwJ9FCjTk
— 山口慶明🇺🇸で何とか生きてる (@girlmeetsNG) March 17, 2025
日本の食品では見かけないような鮮やかな緑ですね…!ドーナツの内側がさらに鮮やかな蛍光緑なのも驚きです。
日本人の感覚だと「抹茶味かな?」と思いきや、味はクリスピー・クリーム・ドーナツのオリジナル・グレーズドだそうです。見慣れないと、少し驚いてしまいそうですね!
3月17日のSt. Patrick's Day(聖パトリックの祝日)とは、、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日であり、カトリックの祭日。
アメリカでは緑色のものを身につけて祝い、「緑の日」とも呼ばれているそうですよ。
アメリカ人にとって緑のドーナツはSt. Patrick's Dayの定番
こちらの投稿をされた投稿者さんに、詳しくお話をお伺いしました。
---かなり発色の良い緑色ですね!お味は通常のオリジナル・グレーズドと変わらないのでしょうか?
「味は普通のクリスピークリームドーナツのオリジナル・グレーズドと全く同じ味です。初めてこの緑のドーナツを見たときは、本当に抹茶フレーバーのドーナツだと思い、かじった瞬間にシュガーの味しかしなくて、想定していた味と違い過ぎて脳がバグるような感覚だったのを覚えています」
---緑色のドーナツについて、アメリカの方の反応はいかがでしたか?
「アメリカ人にとって緑のドーナツはSt. Patrick's Dayの定番なので、特に驚いたりはせず普通に食べていました。ちなみにSt. Patrick's Dayにクリスピークリームドーナツに緑の服を着て行くと、この緑のドーナツが無料で1個もらえます。なのでSt. Patrick's Dayには家族みんなで緑の服を着てクリスピークリームドーナツを訪れるアメリカ人も多いです」
---まさに文化の違いですね!でも、家族みんなで緑色の服を着てクリスピークリームドーナツを訪れるなんて、なんだか面白そうです。
驚きの声が多数!
こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。
こんなに優しさを感じない緑初めて
舌が緑色になりそう…
生地の色まで緑なんですね。そしてネオンっぽい緑とはすごいー!
この色で普通のやつと味が変わらないって視覚と味覚がおかしくなるで
日本の食品では見かけることのない緑に、驚きの声が多数寄せられました。ちなみに、アメリカのお菓子がカラフルなのは、消費者の購買意欲を刺激するためのマーケティング戦略によるものだそうです。
戸惑いもありつつ、文化の違いがあることで新しい発見につながるのは面白いことでもありますね。
取材協力:山口慶明(@girlmeetsNG)さん