子どもの言葉遣いをどこまで厳しく指導するべきかは、たびたび議論になるテーマです。
例えば、子どもが「ママ、お茶!」と言ってきた際、どう対応しますか?
ネット上では「『とってください』というまでしつけるべき」という声が上がる一方で、「それは厳しいのでは?」という指摘の声も。『ママはお茶ではない』し、『召使でもない』。一方で言葉にして、伝える・お願いするためのしつけや教育に関わる内容ゆえに賛否が分かれています。
「分かる!」「私も!」集まるたくさんの共感
果たして子育て世代が通るべきやり取りなのか?寄せられた共感の声を見ていきましょう
- 全然厳しくない!マナーを教えているだけ
- しつけとして必要だね、うちでも絶対言う
- 旦那に細かいとは言われる
- 母親は召使じゃない
マナー、しつけとして必要とする声が多く寄せられていました。
"何をして欲しいのか?"を言語化して、"どうやってお願いするのか?"家族だからこそしっかり教えることが大切なのかもしれませんね。
「極端」「厳しい」分かれる意見
共感の声が多く集まる一方で、厳しいのではないかというこ声もいくつか見受けられました。
- 『お願いします』までいちいち言わせるのはどうかなと
- 考え方が極端すぎる
- 厳しいというか冷たい印象
テキストだけで見ていることから、実際の親子の雰囲気よりも厳しく受け取れてしまうこともありますが、指導の仕方によっては子どもにとってプレッシャーになりかねないのは確かです。
背景によっても、受け取り方は変わってくるもの。しつけの一環として言葉遣いを教えること自体には賛同しつつも、その方法やトーンについては慎重に考えるべきという意見でした。
あなたはどう考える?子どもに寄り添ったやり取りを
言葉遣いのしつけは、子どもにとっても親にとっても難しい問題です。
成長の過程で言葉を覚え、少しずつ適切な表現を身につけていきます。それまで単語だけで伝わっていたことが、急に伝わらなくなると戸惑うこともあるでしょう。そのような変化に日々寄り添いながら、「どう伝えれば相手に気持ちよく受け取ってもらえるか」を学べるよう促していくのが、大人の役割なのかもしれませんね。
また、しつけが厳しすぎると感じるかどうかは、単なる言葉のやりとりだけでなく、家庭の雰囲気や親子の関係性にも大きく影響されます。子どもにとってストレスにならないよう配慮しつつ、将来役立つマナーを自然に身につけられるような関わり方を心がけたいですね。
正解はひとつではなく、どの家庭にもそれぞれの方針があると思います。あなたは、この議論についてどう思いますか?