やらなきゃいけないのがわかっていても、ついつい後回しにしてしまうことがありませんか。理屈では分かっていても、気持ちや身体がついていかず、気がつけば他のことをしているかもしれません。いつもそんな態度でいると、自分では気づかないうちに癖や習慣になっていないでしょうか。そこで今回は、あなたは“先延ばし癖がある人か”を心理テストで探ってみましょう。
パフェのどこから食べますか? 直感で選んでください。
1.ロールクッキー
2.アイス
3.クリーム
4.いちご
1.ロールクッキーを選んだ人は「やや先延ばし癖がある」
ロールクッキーを選んだ人は、やや先延ばし癖があるかもしれません。あなたはいつも忙しくしており、大量のタスクを抱えている人ではないでしょうか。人の何倍も働いているので、何を先延ばしても大丈夫なものかをよく知っているかもしれません。
ロールクッキーを選んだことは、判断力の高さが表れています。周りが慌ててしまうような状況であっても、いつも落ち着いていないでしょうか。冷静に自分や状況を分析し、その時々にあった判断を下しているかもしれません。
先延ばしをしているはずなのに、責められたり悪い事態になったりすることは滅多にないでしょう。周りからは「ズルい」と言うよりも、「巧い」と思われているかもしれません。忙しすぎるので、あなたのようになりたいと思う人は少ないのではないでしょうか
2.アイスを選んだ人は「先延ばし癖がない」
アイスを選んだ人は、先延ばし癖がないかもしれません。あなたは他人に迷惑をかけていないか、いつも気にしてしまう人ではないでしょうか。先延ばしをして相手を困らせないように、誰よりも早く取り掛かろうとするかもしれません。
アイスを選んだことは、自己否定しやすさが表れています。「私なんて…」と自分を低く見てしまうことが多く、自信を持つことが苦手ではないでしょうか。自分のせいで相手が嫌な思いをしないように、人一倍気を遣ってしまうかもしれません。
先延ばしをしないでいると、助かる相手もいれば早すぎて逆に困ってしまう人もいるでしょう。気を遣いすぎると相手が恐縮してしまうように、何事も程々にするのが良いかもしれません。自分の不安感で判断するのではなく、周りの状況や取り組み方に合わせてみるのも良いのではないでしょうか。
3.クリームを選んだ人は「あまり先延ばし癖がない」
クリームを選んだ人は、あまり先延ばし癖がないかもしれません。あなたは自分に無理のない範囲で、何事も早めに行動する人ではないでしょうか。早く終わらせることでストレスをため込まず、解放感や達成感を抱きやすいかもしれません。
クリームを選んだことは、メリハリの付けやすさが表れています。ダラダラと同じことが続いたり変化が少なかったりすると、イライラしていないでしょうか。状況を変えようとする行動力の強さが、あなたが先延ばしをしにくい理由になっているかもしれません。
しっかりと計画を立てて早めに取り掛かろうとするので、自然とリーダー的な振る舞いをしていないでしょうか。自分のことだけでなく、取り掛かりが遅い人などを見ると気になってしまうかもしれません。人それぞれ自分のペースがあるので、善意であっても声掛けなどが必ずしも感謝されるわけではないことに注意しましょう。
4.いちごを選んだ人は「先延ばし癖がある」
いちごを選んだ人は、先延ばし癖があるかもしれません。あなたは締め切りが迫っていても気にせずにいつも通りに振る舞える人ではないでしょうか。締め切りを過ぎてからが勝負だと思い、交渉して締め切りを延ばしたり人任せにしたりしてしまうかもしれません。
いちごを選んだことは、本能的なところが表れています。自分の気持ちに正直で、今を大切にしているのではないでしょうか。後のことは後から考えれば良いという考えで、自分の先延ばし癖も気にしていないのかもしれません。
周りからも締め切りを守らない人と言う認識で、守ることを期待されていないのではないでしょか。持ち前のトーク力や親しみやすさで誤魔化し続け、これまで上手くいっていたかもしれません。しかし、いつまでも先延ばしにし過ぎているといつかは自分にしわ寄せが来てしまうので、少しずつでも先延ばし癖を減らしていきましょう。
ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう!