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まるで呪いの言葉だった…流産直後に「子どもはまだ?」

  • 2025.3.1

妊娠8週目ごろに「流産」を告げられた、さし身さん。悲しみに暮れる間もなく、手術を受けることに…。処置室のすぐそばには、分娩室があるようです。今まさに出産に臨んでいる声が聞こえ…。命について考えさせられる体験談、さし身(@toyomaru0124)の描く、『流産した話』をダイジェスト版でごらんください。※このお話には流産に関する表現が含まれます。苦手な方はご注意ください

©toyomaru0124
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天国と地獄

妊娠8週目ごろ、「流産」を告げられた、さし身さん。あっという間に手術の日がやってきました。

処置室のすぐ近くには、分娩室があるようで、出産に臨む声が聞こえてきます。手術直後、元気な泣き声に「よかった」と思う一方、「天国と地獄」という言葉がこぼれてしまいました…。

その後、術後の療養と気分転換をかねて帰省をしたさし身さん。ところが…。

久しぶりの帰省、不安が的中…

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流産したことを両親に話せずにいた、さし身さん。そのため、周囲もさし身さんの事情を知りませんでした。悪意がないとはいえ、この状況で周囲からの「子どもはまだ?」という言葉はツラかったでしょうね…。

周囲からのプレッシャーが「呪い」に

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結婚すると周囲から「子どもは?」と聞かれることも、めずらしくありませんよね。悪気はないのかもしれませんが、流産を経験したさし身さんは、この言葉に苦しめられました。

その後、無事に妊娠・出産をし、元気な男の子を授かることができました。ですが、無事に出産するまで、過度な不安とプレッシャーで押しつぶされそうだったといいます。産むまでも、産んでからも、何が起きるかわかないのが妊娠・出産ですね。出産は、母子ともに命がけです。

「妊娠・出産は奇跡だ」とさし身さんはつづっています。「ほしくても授かれない人もいる」ということを頭の片隅に、それぞれに、さまざまな事情があることを配慮し、命に対する敬意を持つ大切さを改めて考えさせられます。

著者:ももこ

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