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「私のもの♡」夫と新築一軒家を奪った部下。月収100万と噂の私の夫は実は…事実を暴露した結果!?

  • 2025.3.1

最近、私は部下の高学歴女性社員に手を焼いています。ミスをしては言い訳を並べ、仕事も満足にしないくせに、上司の私を学歴と顔面偏差値で見下す彼女。挙げ句、夫のことまで引き合いに出し、ののしってきて……。

ある日、私が高級住宅地に新築一戸建てを建てているという噂を聞きつけた、高学歴が自慢の私の部下。私の夫が月収100万円のエリートだと聞いたようです。つい先日までは、私の夫のことを名門大学を卒業していないとバカにしていたくせに、月収を聞いて急に手のひらを返してきました。

そして、「私が本気になれば先輩の旦那さんなんて、すぐ落とせちゃう」と、鼻息を荒くしています。新築の家も夫も自分のものにすると、冗談なのか本気なのか、そんなことばかり言ってきます……。

まさかの有言実行、夫を奪った部下

そんな彼女をあしらっていた私ですが、最近、夫の様子がおかしなことに気がつきました。急に夫の残業が増え、帰りが遅くなったのです。私が体調を心配すると、夫は不倫でも疑っているのかと逆ギレしてきて……。

もうすぐ新居も完成するので、これからは夫婦でゆっくりのんびり生活していきたいと私は考えていました。お互いに忙しいので、少し仕事をセーブして楽しく暮らしていこうと提案した私。

そして、ついに新居が完成。

同時に夫の不倫が発覚しました。相手は、私に夫を落とすと宣言していたあの高学歴の部下。なんと彼女は、本当に私から夫を奪ったのです。急に増えた夫の残業は、すべて彼女との密会のためだったと知りました。夫がそんな人だとは……。

夫を奪った彼女は、私を新居から追い出そうとしてきました。今までは適当にあしらってきた私ですが、こうなってしまっては彼女の相手をするしかない。そして、私は噂とは異なる事実を暴露することに。

「彼と新築一軒家は私のもの♡」
「格下ババァは今すぐ出てって?」

さっそく彼女から勝ち誇ったメッセージが届きました。

事実を知った部下…うろたえる夫…

「新築一軒家には住めないと思うけど……」

夫は、一緒に住もうと彼女に言ったそうですが、2人が高級住宅地に建ったばかりの、この新築一軒家に住むことはできません。この家は私の父名義です。不動産会社を経営している私の父は、ひとり娘の私に甘く、自分の持つ一等地に立派な家を建てて、無料で貸してくれたのです。

そのため、どうしても彼女がこの家に住むと言うのなら、私の父からこの家を買う必要があります。しかし、夫の初任給程度の稼ぎでそれは不可能な気が……。

「え?」

夫の本当の月収と、この家に住むことができないと知った彼女はがく然。実は、彼女には大手企業に勤める高級取りの自慢の彼氏がいました。しかし、私の夫が月収100万のエリートだという噂を鵜呑みにした彼女は、あっさり夫に乗り換えて彼氏を捨ててしまったのです。

私は荷物をまとめてひとまず家を出ました。離婚届を見た夫は慌てふためき、「違うんだ、違うんだ」と言い訳。残業と嘘をつき、彼女に入れ込んでいたくせに、「彼女とは遊びだ。本当に愛しているのはお前だけだ」などと言ってきます。

夫は「別れるから許してくれ」と言いますが、不貞行為の事実は消えません。私はもう一緒に暮らす気になりません。

さらに夫は「せっかく念願のマイホームが完成したのに、もったいないことを言うな」と続けました。私には、家のために私と一緒にいたいと言っているように聞こえてなりません。もうすでに私の中で、離婚は決定事項でした。

調子に乗った2人の悲しい結末

私が離婚を告げると、私や私の家族に劣等感を抱いていたと告白してきた夫。そんなとき、高学歴の若い女性に言い寄られて、舞い上がってしまったと……。それならやはり、離婚は正しい選択。そのほうが、夫の心も満たされるはず。

すると夫は、私の希望通り離婚を受け入れる代わりに、この家を譲ってほしいとまさかのお願いをしてきました。図々しいにもほどがある……。私は実家に戻り、事情を父に説明。結果、父は怒り狂って、私を追い出し、勝手に新居に居座っていた彼女と夫のもとに怒鳴り込みに行きました。

「娘を裏切り、傷つけておいて、家がほしいなんて図々しい!」ド正論です。必死に土下座して謝る夫と、何とかしてと私に連絡してきて「騙された! 裏切られた! 信じられない! こんな男いらないから先輩に返す」と言う彼女。そもそも自分の勘違いから大騒動に発展したのに、完全に被害者気取りの彼女。本当に心底あきれます。

そして私は夫と離婚、慰謝料を請求しました。彼女にも自分のしでかしたことを反省してもらおうと、慰謝料を請求すると「かわいい部下に慰謝料を請求するんですか?」と、今度は部下気取り。一度だって上司として扱われた記憶はないのですが……都合が良すぎる彼女には、あきれるしかありませんでした。

私は公私混同するタイプではないので、仕事は今まで通り続けています。彼女は、元彼に復縁を求めたようですが、ブチ切れられたようです。そして、どこからか最低の浮気女だという噂が流れ、その噂は回り回って職場にまで……。居づらくなって辞めていきました。

元彼に復縁を断られた彼女は、今は小さなアパートに元夫と2人で暮らしているそうです。一方私は、父が建ててくれたあの新築一軒家を取り戻し、ひとり悠々自適に暮らしています。

◇ ◇ ◇

お金は大事ですが、すべてではありませんよね。自分を大切に思ってくれている彼氏を捨てて、人の夫を略奪するとは……。彼女には学歴やお金にとらわれず心から大切に思える人と出会い、今までの行ないを反省してほしいものです。元夫と助け合い生活する上で、そんなあたたかい気持ちが芽生えるといいですね。

【取材時期:2025年1月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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