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「自律神経を整える」ストレスとの付き合い方、教えます! 小林弘幸『自律神経の名医が教える究極の休み方』

  • 2025.2.27

きちんと休むためには、自律神経を整えることが先決。自律神経の名医といわれる、小林弘幸順天堂大学教授の著書『自律神経の名医が教える究極の休み方』から、心と体の休め方をご紹介! 今回は現代人が避けられないストレスとの向き合い方について手早く学びましょう。


ストレスとの向き合い方

ストレスは複数あると 受け入れられる

人が生きるうえでストレスから完全に自由になれるとは考えないほうがいいでしょう。
「ストレスがゼロの状態が理想で、それを目指すべき」と考えてしまうと、ストレスが少しでもある状態に耐えられなくなり、かえってストレスに弱くなってしまいます。
むしろ、「ストレスを複数抱えていても問題ない」と意識を変えましょう。複数のストレスがある状態だと、一つひとつのストレスについて必要以上に気にすることがなくなり、くよくよしなくなります。
ひとつのストレスに振り回されて自律神経を乱すのではなく、「このぐらいのストレスなら平気」と余裕を持って接するようにすればいいのです。(『自律神経の名医が教える究極の休み方』 第2章 日常に安らぎを与えるマインドセット02 より)

ストレスを複数抱えていても問題ないと思うことで、1つのストレスにフォーカスせず、くよくよしなくなる。そんなふうに意識を変えることで、疲れなどネガティブなものをため込まず、ポジティブに生きやすくなるはず! 続いて心の安定を保つ方法。

朝、目覚めて少し経ったら 日々に感謝する

心を安定させるためには、なるべく愚痴や弱音などマイナスの言葉を口にしないほうがいいでしょう。自分が内側に抱えているネガティブな感情を言葉にすると、自分自身のよくない状態をはっきりと意識することになり、心が不安定な状態になってしまうのです。
反対にネガティブな言葉ではなく、ポジティブな言葉を口にすれば、心の安定につながります。一日をいいかたちでスタートさせたいと思うのであれば、朝目覚めたときに感謝する習慣を身につけることをおすすめします。

「今日も朝を迎えられました。感謝します」といった感謝の言葉を口にします。「自分は無宗教だから感謝する対象がいない」という人もいるかもしれませんが、感謝の対象はなんでも構いません。重要なのは、ポジティブな言葉を毎朝積み重ねることです。そうすることが心を安定させます。(『自律神経の名医が教える究極の休み方』 第2章 日常に安らぎを与えるマインドセット03より)

編集部の周りでも朝に、朝を迎えられたことへの感謝やこれからの希望などを声に出して言っている、という話を聞くので真似したい!


書籍紹介

『自律神経の名医が教える究極の休み方』

順天堂大学医学部教授 小林弘幸

自律神経を整えることで、疲れやだるさから解放され、活力に満ちた毎日を。自律神経の名医・小林弘幸教授が女性のために提案する究極の休み方を解説。
第1章 いつも体に休みをもたらす行動習慣、第2章 日常に安らぎを与えるマインドセット、第3章 休憩を取るための究極の食事術、第4章 休憩につながる究極の運動&マッサージ、第5章 人間関係で疲れたときに心を休める方法、第6章 ベストコンディションをつくる休日の過ごし方の全6章。自律神経を整えることできちんと心身を休ませて元気に! 単行本1650円、Kindle版(宝島社)

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