イジメに負けなかった小2の私[39]
「お母さんからちゃんと注意して下さい!そして宿題ちゃんとやらせて下さい!!」と声を荒げる性根先生。
「うち、宿題しなさい、勉強しなさいって娘に言ったことないんです」とお母さんが言うと、「ほら!だからですよ!これからはちゃんと・・・」と食い気味に話し始めた先生。
しかし、お母さんは「けど、娘を恥ずかしいと思ったことは一度もありません」ときっぱり。お母さんの言葉にまるさんは嬉しくなりました。
お母さんは「宿題をしない理由は帰ってちゃんと聞いてみます」と言った後、「ですが・・・」と続けました。
「そのあとも私は娘に宿題しろとは言いません」とはっきり断言したお母さんに「え」と固まる先生。
「娘の意思で宿題を放棄して、もしそれで将来娘が困っても、それは本人の責任です。でもそれも自分で考えるいい経験になると私は思ってるんです」と、宿題をするよう言わない理由を丁寧に説明したお母さん。
さらにお母さんは「自分に『勉強が必要』やと思ったら、親が言わんでも勝手に勉強する子なんで・・・」と、まるさんを信頼していることを伝えました。
そして、「今後も勉強せぇ、宿題せぇ、は私は言いません」と、先ほどの言葉を繰り返したお母さん。お母さんの考えが理解できない先生は驚きすぎて何も言えません。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
子どもが先生の言うことを聞くのは当然と思っている性根先生にはお母さんの考えは理解できないでしょうね。