馬場ふみかが主演を務めるドラマ「アリスさんちの囲炉裏端」(毎週火曜夜9:00-9:30、BS-TBSほか/Leminoでは同日朝10:00から先行配信、TVerにて配信)の第8話「畑とケバブ」が、2月25日に放送された。お互いの気持ちを確認したアリス(馬場)と晴海(佐藤瑠雅)は感情を抑えることができず、2人の距離が急激に近づく展開に、視聴者からも興奮の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)
「俺だって、平気でなんていられなかったよ」
2020年~2023年にかけて「ウルトラジャンプ」(集英社)にて連載されたキナミブンタの同名漫画をドラマ化した「アリスさんちの囲炉裏端」。10年ぶりに地元へ帰り古民家で一人暮らしを始めた主人公・アリスの“囲炉裏のある暮らし”と、年下の幼なじみ・晴海とのほんのり甘い年の差の恋模様をほのぼのと描く。
第8話では、アリスが晴信(加藤雅也)に教えてもらいながらおばあちゃんの畑を手入れするエピソードが描かれた。手伝いに来た晴海と3人で畑仕事に精を出した後は、囲炉裏を囲みながら自家製チャーシューのケバブ風ピタサンドで一休み。晴信が先に帰って2人きりになると、アリスと晴海は急にギクシャクし始めた。
「私だけ意識しちゃって」と緊張気味のアリスに、「俺だって、平気でなんていられなかったよ。けど」とアリスの手を握り、キスしようとした晴海。そんな晴海をアリスが「これ以上はダメだよ」と拒む…その一連のやりとりを、遊びにきたほのか(角心菜)が見ていた――。
深まっていくピュアな三角関係…「切ない」
アリスと晴海には年の差があり、しかも晴海はまだ高校生。気持ちを確かめ合った時に「だから、“予約”。晴海くんが大人になるまでは、今まで通りにすること」ときっちり線を引いたアリスだが、気持ちを抑えられない晴海を前に、やっぱり心は揺れる。
そんな2人のもどかしい恋模様に、視聴者からも「はぁキュンキュンした」「2人の関係が幼なじみから少しずつ変わっていく様子がもどかしいしピュアすぎる…」といった声が上がり、その様子を目にしてしまったほのかにも「ほのかちゃん切ないよね…」「これはつらい」と共感する声が飛び交った。
そして、高校生男子らしく年上の幼なじみへの思いを抑えられない晴海に対し、「晴海くんのピュアな高校生っていう感じがすごくいい」「思春期にも見えるしちょっと大人びても見える瑠雅くんのお芝居すごく好き」と好感の声も。古民家を舞台にひっそりと深まっていくアリスと晴海、そしてほのかの三角関係に「続きが気になる!」と悶えるファンが続出している。
“囲炉裏グルメ”は自家製チャーシューのピタサンド
そんな第8話で登場した囲炉裏グルメは、土鍋で炊いたご飯に細かく刻んだ自家製ぬか漬け白菜を混ぜ込んだおにぎりと、つるし鍋で煮込んだ自家製チャーシューと野菜を炭火で焼いたピタパンで挟んで食べるケバブ風ピタサンド。
「囲炉裏で作ると何でもうまくなるんだよ」と、おいしそうに頬張る晴海の食べっぷりがかわいらしい囲炉裏端での食事シーンにも「今週の囲炉裏飯もたまらない…!」「ケバブみたいな外国風料理と囲炉裏っていう組み合わせもいいよね」と注目が集まった。
次回は3月4日(火)に第9話が放送。手をつないでいる2人のことを見てしまったほのかは、思い切って晴海に秘めていた思いを伝えることに。
◆文=ザテレビジョンドラマ部