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茶色トップスからパープルがチラ見え!白井教政さんのレイヤードが洒落てます【メンズ服に学ぶ】

  • 2025.2.27

女性に比べると着用アイテム数が圧倒に少なく、スタイリングも限られる。それなのにおしゃれな男性って、よっぽどのテクニックをお持ちだと思うんです。そこでメンズのファッション関係者にスナップを敢行して、その秘密を探ってみることにしました。
 
今回教えていただくのは、イギリスやフランス、カナダといった海外ブランドを扱うグリフィンインターナショナルの白井教政さん。「梅春スタイル」をお題に、素材の表情の違いが面白いレイヤード術を披露していただきました。女性も参考になることまちがいなしなので、マジで要チェックです!!

ブラウンにチラリと効かせたパープルが絶妙な差し色

ブラウン×パープルのセンスの光る色合わせにも注目!

白井さんが服を購入する際の決め手になるのは”人”。「もちろんデザインは重要ですが、僕の場合は”人”で買うことが多いんです。この人が作る服だったら着たい! みたいな感じで。そうやって購入した服って、作り手の想いもわかっているからこそ長く愛用するんですよね」
 
そんな白井さんのスタイリングで特筆すべきは、トップスのレイヤード。「アウターもインナーもブラウンで揃えつつ、ローゲージのビッグワッフル編みとコーデュロイで風合いに変化をつけてみました。どちらも凹凸ある生地なので立体感も演出でき、より印象的なレイヤードに仕上がるんです。パープルのTシャツを差し色として投入し、男らしい武骨な着こなしにさりげなく甘さをプラスしたのもポイントですね」

耳当てを内側にセットしてベレー帽風にアレンジ。ヴィンテージのサングラスとも好マッチ

カジュアルな着こなしに上質なレザーシューズという組み合わせが大人!

同色のレイヤードってともするとつまらない印象を与えますが、生地の風合いに変化をつけると、こんなにもおしゃれになるんですね。ブラウンとパープルの色合わせも本当にお上手。着こなしの洒落度を底上げする小物使いも参考にしたいところ!

バテンウェアのジャケットとTシャツ、マツフジのトップス、ラングラーのデニム、サラバハットの帽子、モスコットのサングラス、クロケット&ジョーンズのシューズは白井さんの私物

Profile
しらいのりまさ/グリフィンインターナショナル
セレクトショップやフリーランスのプレス・プランナーを経て、グリフィンインターナショナルに入社。現在はクロケット&ジョーンズやピレネックス、バーバリアンなど、トレンドに左右されない高品質なアイテムを発信するブランドのプロモーションに力を入れている。幼少期からプロレスをこよなく愛しているそう。

text:KYOKO CHIKAMA

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