10年付き合っていた彼と別れを決意した瞬間の話です。交際を始めたころはデートには水族館へ行ったり、旅行へ行ったりすることが多く、「楽しい」と思うことも多かったのですが……。
10年付き合った彼とお別れ
交際するうちに、彼はパチンコなどのギャンブルにハマるようになりました。するとデートはいつしかパチンコ屋に。せっかくおしゃれをしてきても彼はまったく気付いてくれず、黙々とスロットを打つだけ。朝からずっとスロットを打ち続けるのです。そんな彼に呆れてしまいましたし、彼に合わせてスロットを打つ自分も嫌になりました。また、彼はギャンブルに負けるととても不機嫌になってしまい、そんな彼に気をつかうことも私にとっては大きなストレスになっていました。
2人で夕食を楽しめると思っていたのに、コンビニのおにぎりだけ、なんてこともざらでした。彼はギャンブルのことで頭がいっぱい。私には興味を持っていないのだということがわかってしまいました。
そんなことが数年続き、変わらない彼に、私は「もう付き合っている意味なんてない」と感じるように。付き合って10年、好きでしたし、情ももちろんあったのですが、これ以上付き合うのは無理だと彼に別れを告げたのでした。
私が別れを告げたことで私たちの関係はあっけなく終わり、何年も彼に合わせて我慢していた自分が情けなく感じられました。やはりギャンブルは人を変えてしまうのだと改めて思った、過去の恋愛経験です。
著者：高波さら／50代女性・バツイチ。双子で同居中。
イラスト：アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年11月）
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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室