ドラマの中には、放送当時人気を集めていたものの異例の事態で打ち切りせざるを得ない作品があります。今回は、そんな“異例の事態で打ち切り”になった名作ドラマ5選をセレクトしました。
本記事では本記事では第4弾として、2001年放送のドラマ『キッパリ!!』をご紹介。第2シリーズも放送された本作が、打ち切りしなければならなかった理由とは…?
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
悩める3人の男の青春ストーリー…!“異例の幕引き”となった名作ドラマ『キッパリ!!』
- 作品名:ドラマ『キッパリ!!』
- 放送期間:2007年1月29日~4月13日(第1シリーズ)、2008年9月1日~10月3日(第2シリーズ)
あらすじ
上大岡トメのエッセー『キッパリ!〜たった5分間で自分を変える方法〜』を脚本・梶本惠美で実写ドラマ化。
専業主婦の君塚真実(奥山佳恵)は、夫・洋平(的場浩司)、息子・周(綾部守人)、娘・栞(岡田千咲)の四人で団地のマンションに住んでいました。いつかは、団地暮らしから一軒家を購入する夢を見ながらも、到底叶いそうにありません。
そんなある日、真実の親友・片桐留美(越智静香)から、ずぼらな性格や行動をダメ出しされた真実。あまりにもショックな出来事に、それまでの自分とはキッパリ決別することを決意するのでした—。
出演俳優が逮捕…ドラマ『キッパリ!!』異例の打ち切り…?
ドラマ『キッパリ!!』は、昼ドラマの帯番組として人気を博したドラマです。2007年1月から4月に第1シリーズが放送後、2008年9月には第2シリーズも放送されました。
そんなドラマ『キッパリ!!』は、第2シリーズの放送中に出演者である加勢大周さんが覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反で逮捕されたことをきっかけに打ち切りとなりました。加勢さんは、第2シリーズにおいて準主人公的存在の長瀬真二役を演じています。物語のキーキャラクターであったことや社会的影響を考慮した結果、制作側は25話で放送中止を決定しています。
打ち切りを惜しむ声も…ドラマ『キッパリ!!』
第2シリーズが全25話で放送打ち切りとなってしまったドラマ『キッパリ!!』。打ち切りとはなってしまったものの、ファンからは「キッパリ!!が途中で打ち切られたのが悲しすぎる。続きが見たい」「一部キャストを変えてもいいので、もう一度作って欲しい」など、作品の打ち切りを惜しむ声が多数見られました。
まだドラマ『キッパリ!!』を観たことがない方、また本記事を読んでドラマ『キッパリ!!』に興味を持っていただけた方は、全25話になりますが、“普段の生活がちょっと明るくなる”家族コメディーをぜひ目撃してみてください!
ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
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