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「実写化やめて」原作ファンから批難殺到…?なのに52億円超えのメガヒット【成功を遂げた実写化作品】裏側にいた天才子役の存在

  • 2025.3.25

実写化作品は限られた時間の中で原作を再現しなければならないため、原作ファンを納得させる作品を制作するのはハードな場合が多々あります。しかし、一部には原作ファンの不安を払拭するような大成功を遂げた作品もあるのです。今回は、そんな思わぬ成功”を遂げた実写化作品5選をセレクトしました。

本記事では、その中から2024年公開の映画『はたらく細胞』をご紹介します。日本のみならず海外でも大人気の傑作漫画の実写化が成功したポイントとは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

人の体の中で働く細胞たちの物語…“思わぬ成功”を遂げた実写化作品映画『はたらく細胞』

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(C)SANKEI
  • 作品名:映画『はたらく細胞』
  • 公開日:2024年12月13日

あらすじ

清水茜による同名漫画を原作に監督・武内英樹、脚本・徳永友一で実写映画化。

人の体内には、赤血球(永野芽郁)白血球(佐藤健)などの37兆個もの細胞が存在しています。それぞれが人の健康を守るために役割を持ち、常に体内で働いています。

父・漆崎茂(阿部サダヲ)と2人暮らしの女子高生・漆崎日胡(芦田愛菜)は、規則的で健康的な生活によって細胞たちは楽しく暮らしていました。一方、不規則で不健康な生活を送る茂の体内では、酷すぎる体内環境に細胞たちが疲れ果てていました。

そんな中、茂の体内に病原体が侵入しようとしていました―。

笑いあり、涙ありの傑作!映画『はたらく細胞』が成功したポイントとは?

「勉強になる漫画」として、子どもから大人まで大人気の漫画『はたらく細胞』。2018年にはアニメも放送され、教育現場でも活用されるほどの支持を得ています。そんな大人気漫画の実写化にあたり、「映画版オリジナルの人間世界の話が心配」「あれは二次元だからいい」など原作ファンからは心配の声も寄せられていました。

しかし、公開後はSNSなどで大反響。「思ったより衝撃的」「笑いあり涙あり全部詰まってた」など原作でも大活躍の細胞たちによる迫力満点のアクションシーンや、実写化オリジナルの人間パートのストーリーが感動するといった、視聴者からの高評価コメントが数多く見られました。

さらに、子役時代から一目置かれる芦田愛菜さんの好演や、10年ぶりの共演となった阿部サダヲさんとの絡みに、「芦田愛菜はやっぱり天才」「10年ぶりの親子がまたいい。」と魅せられた視聴者も多くいたようです。

ワーナー・ブラザース配給の邦画作品歴代1位…!“思わぬ成功”を遂げた実写化作品映画『はたらく細胞』

映画『はたらく細胞』は観客動員数392万人超え・興行収入52億円超えを突破し、ワーナー・ブラザースが配給する邦画作品の中で歴代1位の興行収入を記録しました。

まだ映画『はたらく細胞』を観たことがない方、また本記事を読んで映画『はたらく細胞』に興味を持っていただけた方は、“細胞たちによる奇想天外な物語”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。