引っ越しで『ダンボールの中身』がわからない…スマホでできる“画期的な方法”に「便利」「ナイスアイデア」

2025.3.8

引っ越しを経験したことがある人は、新居での荷解きに苦労したことはありませんか？ついめんどくさくなり、「いまだに開けないままの段ボール箱が自宅にある」という人もいるのではないでしょうか。

今回は、くろのすん（@cronos_sv）さんが、2022年11月にX（旧Twitter）へ投稿して話題になった「段ボールを開けなくても分かる中身の確認方法」について紹介します。

いったいどんな方法なのでしょうか？

その投稿が、こちら！

過去の引っ越しで荷物の中身が分からなくて困った経験から
今回は箱の中身を撮影した写真へのリンクをQRコードにして箱に貼ってみている。
紙に出すのが面倒だったりするけど、まぁまぁ便利。 pic.twitter.com/0XWMDDFCE2
— くろのすん (@cronos_sv) November 5, 2022

引っ越し作業をしていたくろのすんさん。引っ越しは今回が初めてではないようで、過去には「段ボールの中身が分からなくて困った」といった経験もしていました。

そんなこれまでの経験を生かそうと、今回の引っ越しでは段ボールを開けなくても中身が分かる画期的な方法を試してみることに！

その方法とは、まず段ボールの中身を写真撮影し、写真をクラウドに保存。その写真へのリンクをQRコードにし、段ボールに貼り付けておくというもの。こうすれば、QRコードを読み取るだけで、中身が簡単に分かりますね。

リンク先にはこういう写真が紐付いているのだそう。

段ボールの外側にマジックなどで中身の概要を書くより、正確で、時短にもなりそうです。

目的の参考書を探し出すため

くろのすんさんに詳しいお話を伺いました。

---荷物の中身をQRコードで管理しようと思ったきっかけを教えてください。

「引っ越し用段ボールには『衣類』『本』などの大きな括りで内容物を書くと思います。私は仕事柄参考書が多く、『本』と書かれた箱が沢山並んでしまうため、目的の参考書を探し出すには沢山の箱を開けて中身を確認する必要があります。箱に入っている物のリストを作って貼ればよいのですが、引っ越し作業中にリストを作っているような余裕はありません。そこで箱に詰める時にスマホで写真を撮り、『○○年●●月△△日の□□箱目』という意味で"○○●●△△_□□"といった名前を付け、写真を閲覧出来るリンクをQRコードとして印刷して貼りました。QRコードは箱の全て同じ面に貼り、引っ越し業者にはQRコードが隠れないように並べるようにお願いしました」

---リストアップの手間が省けていいですね。実際に引っ越した後、便利だった点と改善点があれば教えてください。

「当初不要だと思っていたのですが、私の物探しの方法は2パターンある事が後に分かり、後から改善しました。

A：この箱には何が入っているのかな？ → QRコードをスキャンして画像を見る（これが当初想定していた流れ）
B："XXXX"という参考書を探したい → スマホで画像を見て背表紙を見つけ、ファイル名から箱を特定する → 開梱・取り出し

Bのパターンで物探しをする場合、QRコードだけ貼られていると全ての箱をスキャンしなければファイル名すら分からないので不便を感じました。そこで、当初QRコードのみ貼り付けていたのを、写真の名前（"○○●●△△_□□"）を文字でも書くようにし、箱の名前を探すだけで良いようにしました」

---確かに改善後の方法がより便利ですね！

衣替えの時もこれやると便利

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

すごく画期的な方法ですね！
写真はクラウドかどこかにアップロードされているんですか？

ナイスアイデアです

衣替えの時もこれやると便利なんですよね～

デジタルの技術や知識を活用することで、日々の暮らしがより便利になったり、悩みが解消されたりしますね。

取材協力：くろのすん（@cronos_sv）さん