『七人の侍』を超えた！【日本一衝撃を与えたと思う邦画】ランキング！第1位に…「日本のホラー映画を世界に知らしめた作品」

2025.3.4

邦画は日本人が作った映画のため、感情移入しやすく内容も頭に入りやすいですよね。しかし、その特徴を逆手に取るように衝撃を与える映画や、共感できるからこそ衝撃的な感動を得られる作品があります。

そこで今回は「日本一衝撃を与えたと思う邦画は？」というアンケートを実施しました。衝撃を受けた邦画トップ3を発表していきます。あなたの好きな邦画はランクインしているでしょうか？

第3位：『バトル・ロワイアル』シリーズ（10票）

第3位は、深作欣二監督の作品『バトル・ロワイアル』シリーズがランクイン。日本には少ないいわゆる“バイオレンスアクション”の映画で、過激な内容に放映当時は社会現象を巻き起こしています。中学生が殺し合うという衝撃的な内容で物議を醸しながらも、日本アカデミー賞最優秀編集賞やブルーリボン賞作品賞などを受賞している作品です。また、出演者もビートたけしさん、藤原竜也さん、安藤政信さん、柴咲コウさんなど豪華な布陣であったことも話題となりました。

アンケートでは「日本ではなかなか映画にできない作品」「ぶっ飛んでいた」というように衝撃が大きかったことを物語る声が多く寄せられていました。

北野映画の中でも世界観がすごく有名人も多く参加していた（30歳／女性）

この映画が始まった頃、ニュースで問題にされたりもしていた。子供達が生き残りをかけて殺しあいをする映画で恐ろしさを感じた。生きる大切さも感じた。（39歳／女性）

内容がぶっ飛んでいて世間を騒がせた問題作。（48歳／男性）

第2位：『七人の侍』（12票）

第2位にランクインしたのは日本の映画界の宝・黒澤明監督映画『七人の侍』です。この映画は黒澤監督の作品の中でも最高傑作と称されており、日本のみならず海外でも知られています。上映時間が3時間27分と長編ダイナミック時代劇で、戦国時代を舞台に激闘シーンが描かれている迫力ある作品です。激しい激闘の中に仲間を守るという奥深い感動要素がちりばめられており、長年時代を経た今見ても感銘を受けるストーリーとなっています。また、この映画は2018年、BBC英国放送協会が『七人の侍』を史上最高の映画として選出したことも話題となりました。

アンケートでは「黒沢監督作品の中で間違いなく最高傑作」「あの時代にあの戦闘場面のクオリティはすごい」「迫力を感じながらも泣ける」という声が届いています。

黒澤明監督の作品はどれも有名だけど、その中でも特に素晴らしい（47歳／女性）

エンターテイメント性が高い上に、俳優の演技力がずば抜けているから。（45歳／女性）

前半の仲間集めの面白さと、後半の迫力のある戦闘場面の素晴らしいバランス。（40歳／女性）

第1位：『リング』シリーズ（24票）

堂々の第1位に輝いたのはホラー映画『リング』シリーズです。この作品を見て“貞子”がテレビ画面から這い出てくる姿に衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。この映画は社会現象を巻き起こし、映画に登場する“貞子”は様々な漫画や映画、ドラマなどに波及する伝説のホラーキャラクターになりました。さらにこの映画はハリウッドでリメイクされており、『ザ・リング』として世界にも広がり、その後も『ザ・リング2』『ザ・リング/リバース』などシリーズ化されています。また、主題歌『Feels Like “HEAVEN”』の“きっと来る”というフレーズも、『リング』シリーズや“貞子”を想起するほど話題となりました。

アンケートでは「日本一のホラー映画」「日本のお化けはまさに貞子！」「貞子は時代を超えて有名」というような声が寄せられていました。

この映画が世界で放映されて以降、作中メインの存在である「貞子」のビジュアルが、海外の心霊動画内で出てくる幽霊のイメージとしても定着したいたからです。（42歳／男性）

ホラー映画での演出で、急に飛び出て驚かすのではなく、ゆっくりテレビから這い出てくるシーンは斬新で衝撃的だったと思います。（43歳／男性）

日本のホラー映画を世界に知らしめた作品であり、その後のジャパニーズホラーブームの火付け役となったから。（30歳／女性）

日本一衝撃を与えたと思う邦画はほかにも！

惜しくもトップ3を逃したものの票数の多かった「日本一衝撃を与えたと思う邦画」を紹介します。

『踊る大捜査線』シリーズ（9票）

この映画を物語る決め台詞だけで、衝撃的な作品になったと思う。（50歳／男性）

『カメラを止めるな!』（9票）

2回見てみたくなるような映画だったから。（31歳／女性）

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調査方法：インターネットサービスによる任意回答（自由回答式）
調査実施日：2025年2月20日～2025年2月23日
調査対象：全国の20代～60代
有効回答数：300名