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先輩ママに聞く、赤ちゃんと一緒の飛行機の旅を少しでも楽に乗り切る方法

  • 2016.4.15
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© Shestakoff - Fotolia.com

気圧の変化にぐずり、飽きてはぐずり…と、飛行機の機内は赤ちゃんにとって超ぐずぐずスポット。目的地に着くまでにヘトヘトになるパパ・ママも多いようです。そこで、赤ちゃん連れで飛行機に乗った経験のある先輩ママの意見を参考に、飛行機の旅を少しでも楽しくするためのコツを紹介します。

■快適な旅への工夫は、予約時からはじまっている

国内線では3歳未満子どもは、膝の上に抱っこすることで同伴者1名につき子ども1名が無料となります。ベビーベッド(バシネット)を使用したいという場合は、電話で別途問い合わせが必要です。ただし、機体によっては準備がなかったり、台数に制限があったりするので、必ず希望が通るわけではありません。

バシネットを使わず、抱っこして機内で過ごすという場合は、比較的人が少ない、機内後方の座席がおすすめです。後方の座席はトイレにも近いので、オムツ替えにも便利です。

また、フライトの時間帯で言えば、お昼寝と重なる時間のフライトを取ることができると、機内で赤ちゃんが寝てくれることが多いので、少しは気が楽かもしれません。

■当日、チェックインはカウンターで

搭乗手続きは、自動チェックイン機を使わず、スタッフのいるカウンターで行うとよいでしょう。

チェックイン時には、大体ほとんどの座席が確定しています。赤ちゃん連れで隣の席に知らない人がいると、なかなか気まずいこともあるもの。カウンターでチェックインすると、スタッフに「隣が空席の席があれば、変えてもらえますか? できれば後方でお願いします」とリクエストすることができます。

主要な航空会社ではベビーカーが用意されており、赤ちゃん連れなら大抵の場合、借りられます。ベビーカーがあると搭乗口まで乗せて行けるので楽々です。到着地の空港でも手配してもらえる場合があるので、こちらもチェックインの際、スタッフにだめもとで聞いてみましょう。

■搭乗前にはオムツ替えを済ませて

搭乗前には必ずオムツを替えておきましょう。授乳に関しては、機内で寝てくれそうなタイミングであれば、搭乗前に授乳してOKです。しかし、離陸時の気圧の変化で耳が痛くなるのを防ぐため、耳抜きのための授乳が必要な場合は、授乳を離陸時に合わせるため、あえて搭乗前は控えるのがよいでしょう。

また、キッズスペースなどがあれば遊ばせて疲れさせておきましょう。機内では疲れてお昼寝というのがベストです。空港によっては、出発ロビー内にもキッズスペースがあるところもあります。事前に調べておきましょう。まだ走り回れない赤ちゃんでも、子どもたちに囲まれているうちに疲れて、機内では熟睡してくれる…かもしれません。

■いよいよ機内へ、優先搭乗はしなくてもOK

赤ちゃん連れの場合、機内に先に案内してもらえる優先搭乗を勧められます。人でごった返す前の機内に優先的に搭乗できるので楽ですが、「あまり前もって座ってしまうと、赤ちゃんが飽きてしまい、逆にぐずってしまう…」という場合は、最後に搭乗しても問題ありません。スタッフが声をかけてくれる場合もありますが、その場合は事情を伝えておきましょう。

機内の通路を歩くとき、左右の席に赤ちゃんや荷物が当たってしまうこともあるので、遠慮せず客室乗務員に手伝ってもらってください。

また、混雑していてすぐ横の席に人がいるという場合は、枕をもらって間に挟むと少し楽です。授乳時のクッションとしても使えます。

■耳抜きや温度調節など、離陸後にも工夫を

初めて赤ちゃんを連れて飛行機に乗るときの失敗でよくあるのが、耳抜きのために授乳させようとして、早く授乳し過ぎてしまうこと。耳抜きが必要なのは、飛行機が飛んでからです。滑走路を走っている最中だと、少し早いかもしれません。飛行機が飛び上がるまで我慢させ、耳が痛くなるタイミングでごくっと飲み込んでくれると、うまく耳抜きができます。そのまま寝てくれれば、耳抜きは必要ありませんし、ママも少し安心できますね。

狭い機内ではどれだけ赤ちゃんの気分転換ができるかが鍵です。搭乗記念でおもちゃをもらえたりしますが、家から遊び慣れたおもちゃを持参しておきましょう。ただし、下に落とすと拾うのが困難なので、ひもやチェーンでつないでおくなど工夫しておくとよいでしょう。

最後に、案外機内は暑いです。温度調整にも気をつけてあげるほか、乾燥しているので水分補給もこまめにしましょう。

同行者と一緒に飛行機に乗る場合は多少気が楽ですが、ママだけで赤ちゃんを連れて乗らなければならないことだってあります。つらいときは早目に係員や客室乗務員の方に助けを求めましょう。皆さん、親身になってくれますよ。初めての空の旅が、赤ちゃんにとってもママにとっても、楽しい思い出になるとよいですね。

(みさわ<フォークラス>)

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