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「カオスすぎて無理」総勢20名の旅行手配係に任命された…親戚のムチャぶり地獄で迎えた結末とは!?

  • 2025.2.27

子どもたちがまだ7歳と3歳だったときの年末年始に夫側の親戚一同と旅行をすることに。私は旅行が好きなので、それを知っている親戚から当然のように手配係を任されてしまいました。ただ親戚一同の大名旅行となると、家族だけで気ままに旅行するのとは訳が違います。わずか1泊の旅行計画でしたが、私は大奮闘する羽目になり……。

20名分の宿探し…追い討ちをかけるリクエスト

ただでさえ、年末年始の宿泊手配は難しいです。旅行の約3カ月前に手配を任せられ、十分な時間はあるものの、親戚一同20名分の宿泊先を押さえるのはハードルが高い作業でした。

インターネット検索はもちろんのこと、直接旅館に電話をして、めぼしい宿を確認。育児、家事、仕事の合間をぬって、2週間もかけてなんとか手配することができたのです。

ところが、本当の闘いはここからです。

親戚から次々に届く連絡。人数変更や、「お肉は食べられないから魚にしてほしい」「うちの子どもは布団はいらないけど食事は用意して」など細かいリクエストが寄せられます。

そのたびに私は旅館に連絡をとり、変更をお願いしました。

好き勝手なことを言わないで!

夫は毎日帰りが遅く、7歳と3歳の育児をほぼワンオペでおこなっていた私。

旅行の計画は、保育園の送迎や夕飯の支度、学校の宿題チェック、洗濯など、日々の育児・家事が終わってからしかおこなえず、体力的にとてもしんどい思いをしたのです。

最終的には、「年末年始にそんな要望がすべて通る宿はない」と親戚たちにキッパリと伝え、これでも苦労して手配したことをわかってもらい、全員に了承をもらいました。

結果的に親戚全員が集まってとても楽しい旅行となり、喜んでもらえました。みんなせっかくの旅行なので楽しみたい一心で私にリクエストを伝えてきたのだと思います。一時は「私はツアーコンダクターじゃない」と投げ出したい気持ちになりましたが、最終的には手配をした私を労ってくれ、子どもたちも喜んでくれたので引き受けてよかったと思いました。

著者:山本みつる/40代女性。2児の母で子どもは長男2002年、次男2007年生まれ。わが子の子育てからは手が離れたものの、隣に住む兄夫婦の子育て奮闘記(長男2017年、次男2014年生まれ)を横目で眺め懐かしんでいる日々。

作画:ぐら子

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

ベビーカレンダー編集部

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