料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!1品目はきじまさんの「白菜とキムチのムンチ」。危険なほどビールが旨くなります!
■お題その1「1分後に飲みたい!ときの即席つまみ」
【きじま】ムンチとは韓国語で「もむ」という意味。このムンチは子供の頃から通っていた焼き肉店のサラダをヒントにしたもの。白菜を白菜キムチでもむだけだと味が薄くてつまみにならないので、コチュジャンで味を補強し、胡麻油でコクをプラスするのが旨さのコツ。
■“白菜とキムチのムンチ”のつくり方
◇材料 (2人分)
白菜:200g
白菜キムチ:100g
白煎り胡麻:小さじ1
A :
・ コチュジャン:小さじ1
・ 胡麻油:小さじ1
(1)材料をボウルに入れる
ボウルにAとキムチを入れ、白菜を食べやすくちぎって加える。
(2)もんで混ぜる
①を手でもんで胡麻も加えて混ぜる。
――教える人
「きじまりゅうた 料理研究家」
祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。
「吉田 愛 料理研究家」
料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:伊藤徹也