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みやぞんの「人生を変えてしまった」 元相方が解散を決意した思い

  • 2025.2.25
21日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』より

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。21日の放送回では、元ANZEN漫才のあらぽんによる授業の後編を放送した。

【写真】ANZEN漫才の解散を全力で止めたいい先輩!

前回、元相方のみやぞんと同じくらい自分も売れていると勘違いし、調子に乗った過去を告白したあらぽん先生。後編の授業では、みやぞんとのコンビ格差が広がり続けた結果に待ち受けていた地獄や当時のみやぞんとの関係を振り返ったほか、解散までの経緯を赤裸々に打ち明けた。

番組後半では、コンビ解散を決断するまでの経緯や解散後の変化について授業を展開。コンビ格差が広がり、YouTubeやゲーム配信で食いつなぐ生活を送っていたあらぽん先生に、突然みやぞんから「独立しようかなと思ってる」と電話があり、話し合いの結果「自分の力でいろんなことにチャレンジしていきたい」というみやぞんの意思を尊重し、解散はせずにみやぞんのみが独立することに。

しかし、独立発表の1ヵ月前になって、あらぽん先生は「独立しても今と同じでみやぞんだけ忙しい。個人個人の活動になる」「もっと格差ができて仕事も
なくなる」と“コバンザメを脱却したい”という葛藤が生まれ、解散を決意。「宙ぶらりんな状態が一番辛い。だったら解散を決意した方がいいのかな」「元々僕がお笑いに誘ってるので僕から解散は切り出したくなかったけど、僕が彼の人生を変えてしまったので彼の意見を尊重したいと思った」と解散に至るまでの思いを明かした。
そして、コンビ解散後、「94連休・月給430円」のどん底生活に突入したあらぽん先生でしたが、“自分に何があるのか”と本気で向き合った末、ひょうたんアーティストとしての活動を開始。解散後迷わずに新たな道を進むことができた理由を「“コバンザメな僕なんて誰も見てくれない”と思っていたが周りの先輩が見てくれてアドバイスをもらえた」と語ったあらぽん先生。

お笑いタレント・ビビる大木、お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆき、元放送作家の鈴木おさむからかけられた言葉や気遣いを振り返り、感謝を込めた。そんな中、レギュラー番組で共演し、プライベートでも親交のあるビビる大木とのエピソードを語りながらあらぽん先生が声を震わせる場面も。ビビる大木は最後まで「解散するな、絶対辛い」「俺は解散してるから分かる、だから踏ん張れ」と引き止めてくれていたものの、解散が決まった際には「荒木(あらぽん)が決めたならそれでいいんじゃないか」とあらぽん先生の背中を押してくれたと回想した。

さらに、ひょうたんアートの個展が決まったときには、「やったな荒木! 1人になって一番キツいのは、自分が今から何をするのか1本の道を決めるのが本当に大変なんだよ」「俺はそこに一番苦労した。お前はこんなに最短で見つかってる。よかったな」と言葉をかけてくれたビビる大木に、あらぽん先生は「こんなに応援してくれる人がいるのに今までなんで見えてなかったんだろう。自分が情けなくなった」と当時の心境を明かした。

そのほか、レギュラー番組終了後にやらかしたまさかのしくじりや、“収益1円”だったというYouTubeでの活動、ANZEN漫才としての最後の仕事とみやぞんとの別れの場面など、赤裸々に語ったあらぽん先生の授業本編は配信後7日間、無料配信中。

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