情報があふれる現代、PCやスマホは生活の必需品。けれど、日々の情報処理で私たちの脳や目には想像以上の負担がかかっています。特に忙しい40代の女性にとって、ストレスと疲れは避けられない存在。頭皮のコリや血行不良が、薄毛や白髪、さらには顔のたるみにつながることも。
そんな悩みを解消してくれると話題の場所が、骨膜ヘッドスパ専門店「Palm House」。頭⽪の表⾯にアプローチするヘッドスパが⼀般的な中、Palm Houseではさらにその深層にある“⾻膜”にアプローチする新感覚の施術を受けることができます。むくみを流し、血行を促進することで、心も体も軽やかに。しかも、顔のリフトアップ効果も期待できるとか。
今回体験するのは、人気メニュー「骨膜ドレナージュ」(60分 ¥13,700)。この施術は、脳科学者・西剛志氏の知見を反映させたメソッド。“脳も身体も癒す”一歩先行くアプローチです。
極上リラックス体験の流れ
施術は香り選びからスタート。3種類の香りの中から、好みの香りを選びます。プライベート空間で、心身ともに解放される準備は万端。
まずは手首にオイルを垂らし、深呼吸しながら香りを体の中に取り込んでいきます。そしてベッドに横になると、温かいストーンが腹部に置かれます。この温もりが驚くほど心地よく、深いリラックスモードへと導いてくれるのです。
続いて、目まわりの骨にそって、ほどよく圧をかけられる。そして額、生え際にかけてじっくりと圧を加えられ、いつの間にか意識がスーッと遠のいていく感覚に。
気持ちがゆるまったところへ、次に塗布されたクレイクレンジングが頭皮を優しく包み込み、余分な汚れをしっかり排出してくれます。炭酸の2000分の1のナノバブルを発生させる「marbb」で洗い流しさっぱりした後は、オリーブオイルやローズエキスをたっぷり含んだ「EPICUREAN トリートメント リッチ」でケアが続きます。
いよいよメインの骨膜アプローチへ。軽やかなタッチから強めの圧を交えた絶妙な手技で、頭頂部、側頭部、後頭部をじっくり解きほぐしていきます。首を左右にのばし、それぞれのネックライン、フェイスラインのリンパまで流していく施術も加わって、サーっと何か流れていく感覚がありました。ヘッドスパで肩や背中、デコルテのマッサージまでしてもらえるのはお得感があります。
施術が終わると視界がパッとクリアに。鏡に映る顔からはむくみがすっかり抜け、何より心が前向きに。表情にもそれが表れているのか…‼︎と、驚きました。「即効性を実感される方は多いんですよ」とセラピストの垣内さん。
仕上げは植物由来のスカルプセラムで美容成分をしっかり取り込みます。最後にいただいたハーブ炭酸飲料はデトックス効果が期待できるそう。癒された身体に染みわたります。ヘアセットして帰れるよう、ヘアアイロンやヘアケア製品も豊富に揃っているのも嬉しい。
誰もが抱えているであろう「脳疲労」という問題。それをたった60分で軽やかに解きほぐしてくれたのが「Palm House」の骨膜ドレナージュ。じんわりと染み渡る心地よさが、頭のモヤモヤにしっかり効きました。仕事や子どものことで毎日頭をフル回転させているからこそ、たまには脳をリセットすることが大切。実際、朝の仕事前や、仕事後に立ち寄る人も多いのだとか。「ブレイン・ウェルネス」を目指すというコンセプトも含め、忙しい現代人にはまさに必要不可欠な新しいルーティンだと感じました。
『Palm House(パームハウス)』
住所:渋谷区神宮前3-42-15 PAL COURT神宮前101(外苑前駅3番出口から徒歩約5分)
営業時間:11:00~22:00(土日祝10:00~)
公式サイト:
取材/笹 利恵子