男性の性癖やフェチには、視覚的な刺激や本能的な欲求が強く関係していることが多く、さらには幼少期の経験や社会的な影響も大きな要素です。
元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、代表的なものを挙げて解説します。
あなたの彼も、こんなフェチではありませんか…?
1:脚フェチ
脚フェチを公言する男性は意外と多く、女性の細く長い脚や、太もも、ふくらはぎのラインに魅力を感じ、ミニスカートやストッキング姿を好む傾向もあります。
脚は「健康的な美しさ」や「若さ」を象徴する部位。過剰なルッキズムを肯定するつもりがなくても、単純に「美しい脚を見ると嬉しくなってしまう男性」も多いのです。
本能的に繁殖能力を連想させるパーツでもあるため、脚の曲線美に性的な興奮を抱く男性もいます。
2:髪フェチ
サラサラのロングヘアやショートカットの清潔感など、女性の髪型や髪質へのこだわりを持つ男性も少なくありません。彼女の髪型が自分の好きなスタイルだと、それだけでご機嫌になる彼氏もいますよね。
髪は女性らしさや個性を表す大事な要素で、健康や清潔感を象徴します。またシャンプーの香りや手触りは、視覚と嗅覚、触覚を刺激して男性の感覚的な興奮を高めます。
自分にはない、女性らしい美しさに惹かれる心理も関係しています。
3:制服フェチ
女子高生の制服や看護師、メイド服など、特定の制服に性的魅力を感じる男性も珍しくありません。普段はクールな性格でも、制服を着ている女性を前にするとドキドキしてしまうといった男性もいますよね。
制服には「非日常感」や「役割性」が感じられることから、これが男性の興奮を呼び起こすと考えられています。
また非日常感の延長で、制服によって「清楚さ」と「性的なギャップ」を同時に連想させることもあり、これも男性心理を刺激しがちです。
男性の性癖やフェチには、視覚的な刺激や生物学的な本能、幼少期の体験や社会的影響が密接に結びついていることが多いもの。もしも彼が個性的なフェチだったとしても、個性として捉えて彼を深く理解するきっかけにできれば、ふたりの絆が深まっていくはずです♡
書いたのは
並木まき。元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。