【写真】あふれる感情を言葉にできず、大粒の涙を流す佐々木希“紗智子”
佐々木希が主演を務めるドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」(毎週火曜夜11:56-0:26、TBS系※一部地域を除く)の第7話が2月25日(火)に放送される。同作は、復讐に人生をささげた主人公が、悪魔のように非情なモンスターを破滅へと追い込んでいく、2人の女性の愛憎渦巻くスリリングな復讐劇。
挫折と葛藤を繰り返す、命懸けの復讐ドラマ
家族を殺した女に復讐するため整形して近づく主人公・橘紗智子(たちばな・さちこ)を佐々木、天使のような笑顔の裏に殺人鬼の顔を潜ませる非情なモンスター・花井麗奈(はない・れな)を渋谷凪咲が演じる。
その他、麗奈の夫・花井誠(はない・まこと)役に井上祐貴、麗奈のマネジャー・飯田ゆうき(いいだ・ゆうき)役に吉澤閑也(Travis Japan)、麗奈の父親・黒川稔(くろかわ・みのる)役に板尾創路が配役。
これまでの放送では――
誠(井上)の過去を探ろうと、紗智子(佐々木)は稔(板尾)への接触を図る。だが、得られた情報は誠の母親は何者かに殺害され、その犯人がいまだに捕まっていないということだけ。一方、紗智子に疑いを持つようになった麗奈(渋谷)もまた、稔に紗智子の素性を調べさせる。
コンサートで麗奈が1週間家を空けることが決まり、紗智子はその間に誠から信頼を得ようと画策する。誠から夕食に誘われ、徐々に距離を詰めていく紗智子だったが、麗奈が見守りカメラを増設する事態に。
そんなある日、紗智子が何げなく弾き出したピアノを聴いた誠は、どんどん表情を変えていく。さらに、その様子を見守りカメラで見ていた麗奈の脳裏にある疑念がよぎる。
第7話では――
紗智子とコミ(向里祐香)が最初に出会ったのは、高校時代の紗智子=坂東幸和子(亘理舞)が運ばれた熱傷センターの病室だった。紗智子と同じく、麗奈に大切な人を殺された過去を持つコミは、インフルエンサーの“樹利亜”として麗奈に接触していたのだ。
紗智子と誠の様子が気になりつつも、代わりに様子を見に行くよう頼んでいた樹利亜から「何もなかった」と言われる麗奈。だが、コンサートで家を空けている間、紗智子と誠の様子を見守りカメラで監視し続けていると、紗智子に関してあることに気付き始める。そして、一刻も早く自宅に戻りたいと思った麗奈は、新たな凶行に打って出る。
同じ頃、一人になった紗智子は誠のことを考えていた。復讐に利用しようとしていたにもかかわらず、誠への恋愛感情がよみがえっていく。
――という物語が描かれる。
封印したはずの思いがよみがえる紗智子と誠
公式HPなどで公開されている予告動画では、「コミのおかげ」と言う紗智子や、「インフルエンサーごっこを頑張ったかいはあったかな」と話す樹利亜、「私を殺したって何の復讐にもならない…!」と涙ながらに訴える幸和子の姿などが描かれ、ついに謎の協力者・コミの正体が明らかに。そんな樹利亜が「復讐はここから」と固く誓うシーンも描かれている。
また、昔の写真を探し出し、「橘さんって初恋の人に似てて」「本当に好きだった」と話す誠の姿も。「体調を崩したときとか、いつもこれなんです」と笑顔を見せる紗智子と当時の幸和子の姿が重なり、帰ろうとする紗智子の腕をとっさにつかんでしまう誠。
さらに、「相手はあの化け物だよ、絶対に気を抜いちゃ駄目」という樹利亜の警告もつかの間、麗奈がコンサート会場の客席で首を直角に上に向け、じっと誰かを目で追う不気味な姿と、階段から女性を突き落とすシーンが映し出されている。そして、「誰なんですかね、犯人?」と焦るゆうきに、平然と「私」と言ってのける。
ラストには、誠の前で大粒の涙を流し「ごめんなさい」と謝る紗智子と、リビングのカーテンをさっと閉め「あなた、何者?」と紗智子の顔ギリギリにはさみを突き付ける麗奈の姿も映し出されている。
第7話放送を前に、SNS上では「やっぱり樹利亜がコミだったんだ!」「ころころ変わる麗奈の表情が怖い」「誠がひたすらかっこよすぎて苦しい」「無邪気なゆうきマネは知らないほうが身のためだから踏み込まないでね…!」といった声などが上がり、話題となっている。
ドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」第7話は、2月25日(火)夜11:56よりTBS系にて放送。