ある日、娘と共にデパートを訪れたママ。そのデパートは毎日のようにセールや新商品のキャンペーンを実施し、2人が訪れた日も大にぎわい。ママと娘も新商品を買い求める人の列に並びますが、そこに割り込んでくるマダムに遭遇します。ママが注意しようと声をかけると、そのマダムは逆ギレ……! ついにはママのことを「短気なお母さん」と言い放ち、娘は見過ごせないとばかりに「ママはやさしいよ?」と伝えます。
さらに娘は「おばちゃん、みんなに嫌われてそうでかわいそう……」と痛烈な一言をお見舞い!
これには暴言を繰り返していたマダムも絶句し、呆然としてしまいます。
娘と割り込みマダムのやり取りに店内は騒然…!?
「新商品はもういい」という捨て台詞とともに立ち去っていったマダム……。
ママと娘との一件がよほど恥ずかしかったのか、以来、そのマダムは割り込みをしなくなったのでした。
マダムが帰っていったばかりか、その後の割り込みまでなくなったとは、娘さんの健闘ぶりに拍手を送りたくなりますよね! 「ごめんね、頼りなくて……」と娘に謝ったママでしたが、内心は誇らしい気持ちだったのではないでしょうか?
そして、娘さんに送られた拍手とマダムに浴びせられた冷たい視線を思うと、やはり、だんまりを決め込んでいた周囲の人たちもマダムの非常識ぶりに辟易していたのかもしれません。
マダムのように恥ずかしい思いをしないためには、周囲に迷惑をかけるようなことはしない……! 当たり前のことではありますが、割り込みに限らず、改めて肝に銘じたいものですね。
著者:マンガ家・イラストレーター じむ
ベビーカレンダー編集部