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発見翌日に処分も ホテルで多い「忘れ物」とは?見つかりやすい場所&保管期間 アパ&スーパーホテルに聞く

  • 2025.2.24
ホテルで多い忘れ物は?(画像はイメージ)
ホテルで多い忘れ物は?(画像はイメージ)

ホテルに宿泊したときに客室内に忘れ物をしてしまったことはありませんか。帰宅後に忘れ物に気付いて直接取りに行くのが難しい場合、対応に困ることがあります。

実際に、ホテルではどのような忘れ物が多いのでしょうか。忘れ物をしてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。忘れ物の保管期間も含め、アパグループ東京本社(東京都港区)とスーパーホテル(大阪市西区)の担当者にそれぞれ聞きました。

充電器の忘れ物が目立つ

アパグループ東京本社の担当者は、客室内でよく見つかる忘れ物について、「携帯電話や携帯電話の充電器、衣類、洗面用具のほか、アクセサリーといった貴重品、飲食物などがお忘れ物として目立ちます」と説明。

忘れ物が見つかりやすい場所は製品によって異なるとしつつ、「充電器の場合は客室内のデスクの上やベッド横のコンセント、洗面用具の場合はバスルームなどでそれぞれ見つかりやすいです。使用後、そのままの状態でチェックアウトしてしまうケースが多いように見受けられます」と教えてくれました。

製品の使用後はその場に置いたままにせず、すぐにバッグにしまうと、忘れずに済むかもしれません。

忘れ物の保管期間を聞くと、担当者は「アパホテルは原則として3カ月の保管期間を設けております」と回答。

その上で「個人情報を含む物や高価な物については、お客さまに連絡して指示を仰ぎます。もし連絡がつかない場合は速やかに警察に届け出を行い、問い合わせがあったときのために『拾得物件預り書』を保管しております」と説明しました。

なお、飲食物、特に生もののような腐食の可能性がある物については、衛生上の観点からチェックアウト日の翌日に処分するなど、例外的な対応を行う場合があるということです。

担当者は忘れ物をした場合の対処法について、「宿泊したホテル宛てに直接お問い合わせください。お客さまから忘れ物の問い合わせがあった場合、該当の忘れ物をホテルスタッフが確認後、直接ホテルまでご来館いただくか、着払いで郵送するなど、お客さまのご希望に沿ってお返しできるようにしております」と案内してくれました。

忘れ物が見つかりやすいのはベッド周辺

スーパーホテルの担当者によると、客室内では主に次の忘れ物が多いということです。

■携帯電話の充電器ベッド付近のコンセントに差しっ放しの状態で見つかることが多い。また、ベッドシーツに巻き込まれた状態で見つかることも。

■スマホ机の上のリモコン類と一緒に並べられた状態で見つかることが多い。

■衣類ハンガーにかかったまま放置されていることが多い。

■下着ベッドの上に置かれていることも。

■財布、ICカード床に落ちていることが多い。

■洗面用具浴室のシャンプー類に紛れ込んだ状態で見つかることが多い。

■美容家電客室のドライヤーの近くに置かれていることが多い。

■傘入り口付近に立て掛けられていることが多い。

■時計小物置きに置かれていることが多い。

■飲食物冷蔵庫の中に放置された状態で見つかることが多い。

忘れ物の保管期間を担当者に聞くと、「基本的に1カ月ですが、衛生上の観点で食品や飲料は1日です」と教えてくれました。

忘れ物をした場合の対処法については、「ご宿泊いただいたホテルにお電話またはメールでお問い合わせください。ご予約内容を確認し、お部屋にお忘れ物がないか確認させていただきます」と説明。

その上で「色やブランド名など、お忘れ物の特徴や置き場所を具体的にお伝えいただけると、よりスムーズな対応が可能です。直接お越しいただけない場合は着払いでの郵送も承っております」と案内してくれました。

ベッドシーツやベッド周辺、机の上などで忘れ物が見つかりやすいということです。チェックアウト前は客室内に忘れ物がないか、よく確認しましょう。

オトナンサー編集部

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