娘を捨てた私[10]日記の最後に綴られた娘への愛情に涙が溢れる
「母親に捨てられた」これまでそう思って過ごして来たリコちゃんは、ミサキさんの日記の最後のページを読んでいました。
「リコへ ママは、リコが生まれた瞬間から、この世で一番の宝物だった。でも、今のままではリコの心を傷つけ続けることになる」
「おばあちゃんの言葉で、リコはままを怖がるようになってしまった。何を言っても、何をしても、もうリコの心には届かない。だから・・決めたの」
「ママはリコから離れることを」
「でも、リコの幸せを願う気持ちだけは、嘘じゃない。ママがいなくなれば、リコは自由に笑顔で過ごせるはずだって」
「リコには届かないかもしれないけど・・この電話番号だけはずっと変わらないから。大好きなリコ幸せになってね。そばにいてあげられなくてごめんなさい」
リコちゃんへの想いが綴られたミサキさんからの日記を読んで、
「うそでしょ・・私がお母さんを捨てたの・・?」
衝撃の事実を知ったリコちゃんは涙を流しながら、そう呟きました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。