幸せになれると信じ、コウスケさんと結婚したユラさん。夫のコウスケさんは愛想が良く、職場での評判も上々ですが、家庭内では理不尽なことでユラさんを非難し、常に高圧的な態度をとっています。ある日、ユラさんが夕飯のメニューを相談したことがきっかけで、コウスケさんが激怒。「何でもいい。自分の仕事をサボろうとするな」とユラさんを責め立てます。しかし、ユラさんは過去にコウスケさんから「作る前に何が良いか聞け」と怒られたことを説明。都合が悪くなったコウスケさんは、わざとユラさんを馬鹿にして、話をごまかすのでした。
高圧的なコウスケさんに萎縮し、何も言えなくなってしまったユラさん。ユラさんの生い立ちにはある事情があって……。
料理好きな妻の儚い夢
幼いころに父親が他界したユラさんは、病弱な母親を助けるため、子どものころから料理をしていました。
母親がどんな料理でも褒めてくれたことで、自然と料理が好きになったのです。
ユラさんは、いつの日か、料理に関わることがしたいと考えるようになり、自身の料理動画をSNSに投稿するように。
再生回数が伸びて喜ぶユラさんですが、コウスケさんはそんなユラさんの密かな楽しみまでも批判します。
「お前にできるわけない」
「そんな意味もないことやめろ」
コウスケさんに激しく罵倒され、悔しさで顔を歪ませるユラさんなのでした。
ユラさんの話を聞こうとせず、ささやかな楽しみまで奪おうとするコウスケさん。
夫婦とは本来優劣のない関係のはず。ユラさんの趣味嗜好や考え方を尊重し、対等なパートナーとして扱ってほしいものですね。
著者:マンガ家・イラストレーター よういち
ベビーカレンダー編集部