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家出した妻「期待した私がばかだった」夫と離婚に踏み切れない…大きな障壁とは?<モラ夫から脱却>

  • 2025.2.23

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナちゃんと3人で暮らしています。とてもやさしく紳士的だった夫は、結婚後にモラハラ化。家事も育児も丸投げし、夜には無理やり行為に及び、カスミさんは毎日我慢を強いられる生活を送っていましたが、夫がモモナちゃんにけがをさせたことで限界がきて、家を出ました。

モラハラのカウンセリングを受けた夫は、謝罪の手紙を送付。カスミさんは週末だけ自宅へ戻り、関係改善の兆しがありましたが、カスミさんの浮気を疑った夫の罵倒と暴力を受け、再び家を出ました。

カスミさんに「毒親」と言われた夫は、モラハラ加害者のオンライン会で「父親にも毒親の傾向がある」と指摘され、厳しかった父親の姿を思い出します。

連絡してきた母親は、息子に離婚の危機が迫っていてもなお、自分たちが理想とする道を息子が歩めるか心配していました。夫はそんな両親と同じように、家族へ自分勝手な理想ばかり押しつけていたことに気づき、「俺の父も俺も毒親だ」と自認したのでした。

一方、再び実家へ戻ったカスミさんは……?

経済力のなさに思い悩む妻

「期待した私が馬鹿だった」

夫が変わることは難しいと判断したカスミさんは、モモナちゃんとの今後について考えました。

経済的な不安からどう行動すべきか迷いますが、モモナちゃんが見せた笑顔にハッとさせられます。

そして、はっきりとした意思を固めたのでした。

生きるために、最低限のお金は必要です。しかし、お金だけで心までは満たされません。自分が最も大切にしたいのは、モモナちゃんの笑顔。それを再認識したことで、カスミさんの迷いはなくなったのでしょう。

大変なことも多いかもしれませんが、これからのカスミさんとモモナちゃんの生活がたくさんの笑顔であふれるものとなってほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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